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スイス個人旅行の予算や1週間で実際にかかった費用は?|バックパッカー旅

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ゴルナーグラード鉄道

夏のハイシーズンにスイスを1週間かけて周遊する予算、実際にかかった費用をまとめました。

この記事を読んでほしい人
  • 1週間のスイス旅行の予算や費用が知りたい人
  • 個人旅行でスイスの大自然を満喫したい人

夏のスイスは世界一と言われるほど、気候・景色ともに素晴らしい国です。特にユングフラウやツェルマットは世界的な観光地として知られており、数多くの絶景が旅行者を魅了しています。

ただ、スイス旅行の注意点は物価が異常に高いことです。ホテルや食事などの滞在費が他のヨーロッパ諸国と比べて2倍以上かかることもあります。

スイスへの旅行を計画されている方は本記事を参考にして予算を立てていただければと思います。

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代表的なスイスの1週間周遊コース

本記事ではスイスの主要な4都市を周遊した際の費用を紹介します。日程は実際に自分が旅行した4泊7日のプランとしています。(機内2泊)

なお、訪れたのは7月末でしたので、ハイシーズンでの費用です。宿泊地は以下のようになっています。

  1. ユングフラウ 2泊
  2. ツェルマット 1泊
  3. ベルン 0泊(半日観光のみ)
  4. チューリッヒ 1泊

もう少し時間があれば、ジュネーヴやシャモニーなども巡りたかったのですが、1週間という限られた期間ではかなり厳しかったです。

また、ベルンの旧市街は非常に美しく、半日観光のみでは少しもったいなく感じました。日程にゆとりのある方はベルンで一泊されることをおすすめします。

スイス1週間周遊で実際にかかった費用

筆者が7月末にスイスを1週間周遊した際、実際にかかった費用はお土産代抜きで約19万円でした。その詳細を順を追って紹介していきます。

<内訳>
約19万円=83,000円(飛行機)+16,000円(ホテル)+30,000円(電車)+33,000円(トラベルパス)+25,000円(食事代)

飛行機代

スイスへは東京や大阪からは直行便が就航していますが、経由便を利用する方が航空券は格段に安くなります。

自分はタイ航空を利用してチューリッヒの往復便を予約しました。航空券は往復で諸経費込みで83,000円でした。

タイ航空は比較的安い航空券を手に入れやすいのですが、今考えればかなりの破格でした。

日本(大都市)~チューリッヒの航空券を安く買うためには、3か月以上前に予約することが必須になりますが、直行便で約15万円、経由便であれば9万円~10万円が大体の目安です。

なお、筆者は原油価格が50~70ドル前後で安定していた時期に旅行したため、燃油サーチャージの影響をほとんど受けておりません。原油価格が高騰した際は上記の航空券料金にサーチャージが付加されますのでご注意ください。

ホテル代

筆者はバックパッカースタイルで海外旅行をしています。そのため、ホテルについては滞在費が安いドミトリータイプのユースホステルやゲストハウスを利用しました。

それでもスイスの物価は非常に高く、他の国では考えられないような値段でした。特に観光地はホテルの値段が高く設定されています。

下のリストは各都市のユースホステルやゲストハウスの宿泊費です。他の国であればシティホテルのシングルルームを予約できる値段です。

  • ユングフラウ:3500円/泊
  • ツェルマット:5000円/泊
  • チューリッヒ:4000円/泊

ユングフラウに2泊で、ツェルマット・チューリッヒに1泊ずつでしたので、ホテル代は4泊で合計16,000円でした。

なお、ビジネスホテルやシティホテルに滞在する場合、最低でも1泊15,000円は必要だと考えましょう。

本記事でおすすめしているドミトリータイプのホテルの詳細については、別記事にまとめています。

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電車の運賃+スイスハーフフェアカード

スイスは電車の運賃が高いことでも有名で、常に新幹線に乗って移動しているような気分でした。

電車移動をメインに考えている方は、割引パスのスイスハーフフェアカードの購入を検討しましょう。

スイスハーフフェアカードはほとんどのスイス国内の鉄道料金が半額になるパスで、料金は120フランです。さらに登山鉄道のトラベルパスも割引料金で購入できます。

スイスハーフフェアカードの購入場所や使い方などについては、別の記事で詳しく紹介しています。

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実際に自分もスイスハーフフェアカードを購入してスイスの鉄道を利用しましたが、半額で購入してもまだ高いと感じるような運賃でした。

実際に利用した区間や運賃は以下の通りで、実際にかかった費用はハーフフェアカードの約13,000円(120フラン)と鉄道運賃の約17,000円(151フラン)で、電車関係の費用は合計で約30,000円でした。

  • チューリッヒ空港⇒インターラーケン
    通常74フラン⇒ハーフフェアカード利用で37フラン
  • インターラーケン⇒ツェルマット
    通常82フラン⇒ハーフフェアカード利用で41フラン
  • ツェルマット⇒ベルン
    通常90フラン⇒ハーフフェアカード利用で45フラン
  • ベルン⇒チューリッヒ
    通常50フラン⇒ハーフフェアカード利用で25フラン
  • チューリッヒ⇒チューリッヒ空港
    通常6フラン⇒ハーフフェアカード利用で3フラン

↑は利用した当時(2017年)の金額です。ヨーロッパの鉄道システムは需給に応じて運賃が変動していますので、記載した費用が実際の運賃とは限りません。

登山鉄道のトラベルパス購入費

スイス観光で必須になるのが登山鉄道のトラベルパスです。トラベルパスは複数の種類がありますが、ユングフラウであればユングフラウトラベルパス、ツェルマットであればツェルマットピークパスがおすすめです。

ユングフラウトラベルパスは3日間で定価180フランですが、スイスハーフフェアカードを所持していれば割引料金の135フラン(約15,000円)で購入できます。

ツェルマットピークパスについてもスイスハーフフェアカードの割引が適用されます。定価215フランで割引料金が162フラン(約18,000円)です。

それぞれのトラベルパスの詳細については、別記事で紹介しています。

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食事代

スイスは物価が高く、毎晩レストランで食事をすると驚くような金額になります。以下にシチュエーション別の食事の予算をまとめました。

  • レストラン:7000円/人(アルコール無し)
  • スーパーに併設されているレストラン(フードコート):1000~2000円/人
  • スーパーマーケットの惣菜やパン:1000円以内/人

4泊7日の旅行期間中、機内食を省くと食事回数は合計13回でした。そのうちホテルの朝食が2回だったので11回ほど外食しました。

レストラン2回、フードコート4回、スーパーの総菜が5回くらいでしたので、食事代は合計25,000円程度でした。

なお、スイス旅行の食事についての詳細は別記事にまとめています。

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パスポートや外貨、クレジットカードなど、海外旅行では国内旅行より多くの貴重品を管理する必要があります。

そこで筆者がおすすめしたいのが海外旅行に特化した財布のベルロイトラベルウォレットで、パスポートや外貨、クレジットカードなどを収納することができる便利な財布です。

海外旅行の携帯品を多く収納できる財布になっており、頻繁に海外渡航される方だけではなく、これから海外に行く方にもおすすめです。

ベルロイトラベルウォレットについては、別記事で詳しく紹介しています。

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