出羽富士とも呼ばれている鳥海山の麓で、滝めぐりにおすすめしたい滝をまとめました。
- 鳥海山に個人旅行で訪れる人
- 鳥海山で滝めぐりをしたい人
- 鳥海山近郊の絶景滝について知りたい人
鳥海山は秋田県と山形県の県境に位置する標高2,256mの名峰です。山頂に雪がかかった姿が富士山のように見えることから、「出羽富士」とも呼ばれています。
また、鳥海山が属する鳥海国定公園は日本百景にも選ばれており、連日多くの観光客が訪れています。
鳥海山近辺で滝めぐりにおすすめの滝7選
以下は時間を持て余したときにおすすめする滝です。
鳥海山近郊で絶対に訪れてほしい滝3選
鳥海山麓には多くの滝がありますが、滝めぐりの際にどの滝に行くべきか分からない人も多いはずです。
まずは筆者がおすすめする絶対に訪れてほしい滝4ヶ所を紹介します。
元滝伏流水
鳥海山麓の滝といえば、元滝伏流水は絶対に外せません。 滝マニアも有名な滝となっており、多くの雑誌で特集されています。
実際に自分も鳥海山観光のメインとして、元滝伏流水の滝見を楽しみしていました。
元滝伏流水は鳥海山の北麓である秋田県にかほ市に位置しています。岩肌から一日約5万トンの水が湧き出している滝で、他の滝とは違って岩肌を這うように流れているのが特徴です。
遊歩道も整備されており、駐車場から徒歩10分程度と手軽に滝見ができるのも魅力のひとつです。
元滝伏流水の場所やアクセスについては、別記事で詳しく紹介しています。
法体の滝
鳥海山の北麓にある名瀑で、日本の滝100選にも選出されています。 流長が100mもあり、落差も57mと雄大です。
少し辺鄙な場所にあるためアクセスはあまり良くありませんが、連日多くの人が訪れています。
展望台から滝までは距離がありますので、一眼レフ撮影をされる方は通常レンズを1本持っていくことをおすすめします。
法体の滝は水量も十分で本当に美しい滝でしたので、絶対に訪れてほしい名瀑です。
法体の滝の場所やアクセスについては、別記事で詳しく紹介しています。
一の滝・二の滝
一の滝・二の滝は、鳥海山の登山道の一部にある二の滝渓谷に属する滝で、飽海3名瀑にも選ばれている滝です。
駐車場までのアクセスは良いのですが、駐車場から滝までは遊歩道を片道30分程度は歩く必要があります。
滑りやすい場所も歩きますので、トレッキングシューズでの滝見がおすすめです。
一の滝・二の滝は冬季の11月中旬~5月下旬頃は遊歩道が閉鎖されていますので、滝見はできません。
一の滝・二の滝の場所やアクセスについては、別記事で詳しく紹介しています。
玉簾の滝
玉簾の滝は飽海3名瀑にも選ばれている名瀑で、山形県随一の落差63mを誇ります。滝付近には千年杉の大木もあり、マイナスイオンを求めに多くの人が訪れています。
毎年ゴールデンウィークとお盆の夜はライトアップもされており、さらに多くの人が滝見に来ています。 滝専用の駐車場も完備されており、トイレも併設されていました。
駐車場から滝へのアクセスは、徒歩で5分程度遊歩道を歩くだけですので、手軽に滝見ができます。
時間を持て余したときにおすすめする滝3選
ここまでは筆者がおすすめする滝4ヶ所を紹介しました。ここからは、観光時間が余って暇なときに訪れても良いと思える滝を3ヶ所紹介します。
奈曽の白滝
奈曽の白滝は秋田県にかほ市にある滝で、元滝伏流水の近くにあります。滝は水量も多く滝幅も広いんですが、残念ながら水が汚かったです。。。
駐車場から滝までは長い階段になっており、行きは下りですが帰りは長い階段を上がらないといけません。
また、滝付近は滑りやすくなっていますので、訪れる方は歩くやすい靴で行くことをおすすめします。
胴腹滝
山形県飽海郡遊佐町にある滝で、一の滝・二の滝の近くにあります。 非常に水が澄んでおり、地元の人が水を汲みに来るほどです。
珍しい二筋の滝ですが、落差は3m程度で迫力には欠けました。 一の滝・二の滝に帰りにちょっと時間が余れば行ってみるのも良いかもしれません。
白糸の滝
白糸の滝は山形県最上郡戸沢村にあり、有名な最上川に流れる滝です。 日本の滝百選にも選ばれており、落差も120mもありますが、残念ながら展望台がありません。
対岸のドライブイン白糸の滝からガラス越しに眺めるしかなく、このような素晴らしい滝なのに本当にもったいないと感じました。改善されることを期待します。
白糸の滝は今まで紹介した滝からは距離が離れていますので、最上川付近に観光に行く際は立ち寄ってもよいかもしれません。
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