
スイスのツェルマットにあるマッターホルンの全ての展望台を紹介します。
マッターホルンの全展望台リスト
- ゴルナーグラート展望台(Gornergrat)
- スネガパラダイス(Sunnegga Paradise)
- ロートホルンパラダイス(Rothorn Paradise)
- マッターホルン グレイシャーパラダイス(Matterhorn glacier paradise)
各展望台は夏場でも17時~18時には営業が終了しますので、時間に注意して行動しましょう。
参照1:マッターホルン展望台地図(PDF)
参照2:マッターホルン展望台 公式HP(英語)
ゴルナーグラート展望台

マッターホルンで一番有名な展望台がゴルナーグラートです。標高は3,089mで、建設されたのがなんと1898年だそうです!
展望台へ行くためにはゴルナーグラート鉄道を使うのですが、ツェルマットとの標高差が1,500mもありますので、凄まじい角度で山を登っていきます。
展望台からの眺望は最高で、記事上部の写真のようにマッターホルンが目の前に見えます。
滞在時間が短い場合や天候的にマッターホルンを見るチャンスが少ないときでも、ゴルナーグラート展望台だけは行きましょう。
ゴルナーグラート展望台については、別記事で詳しく紹介していますので是非ご覧ください!

スネガパラダイス

ツェルマット駅から20分以内で気軽にアクセスできる展望台です。 展望台の近くには湖があり、運が良ければ湖面に写る逆さマッターホルンを見ることができるそうです。
スネガパラダイスにはゴンドラ駅が併設されており、さらに上のロートホルンパラダイスに行くことができます。
ロートホルンに行く場合は、スネガパラダイスでは長時間の滞在はせず、早めにゴンドラでロートホルンへ上がることをおすすめします。

ロートホルンパラダイス

スネガパラダイスからゴンドラで上がったところにある展望台で、標高3,103mに位置しています。
もちろん天気に依存しますが、マッターホルンなどのアルプス山脈の山々をパノラマのように見渡すことができます。
ロートホルンパラダイスから見えるマッターホルンはゴルナーグラートで見たときとは角度が異なります。
ここから見えるマッターホルンも本当に美しく、長時間見ていても飽きることはありませんでした。

スネガパラダイスからロートホルンパラダイスへ行くには、ブラウヘルトでゴンドラを乗り継ぐ必要があります。
ブラウヘルトには多くの羊が放牧されていますので、時間があれば遊んでみてください。 観光客に慣れているためか人懐っこいので、近づいても逃げたりしませんでした。

マッターホルン グレイシャーパラダイス

マッターホルンで一番高い展望台で、標高が3,883mです。 富士山よりも高い場所にゴンドラで行けるとは本当に驚きました。
眺望は最高で、近くのブライトホルンからマッターホルンまで360度の絶景を楽しむことができます。
非常に高所ですので、高山病になりかかっている人も見かけました。 体調には十分気を付けて展望台を満喫してください。
ツェルマットからアクセスする場合、ゴンドラ乗り場は非常に混雑しており、チケット購入に時間がかかります。
混雑を回避する方法としては、リッフェルベルク駅からフリ(Furi)までのゴンドラを利用しましょう。(7月~8月の期間限定運行)
ゴンドラがあまり認知されていないためか、全く混雑していませんでした。 ゴンドラを利用するためには、展望台に行く順番をゴルナーグラート⇒グレイシャーパラダイスにすればOKです。
帰りのゴルナーグラート鉄道をリッフェルベルク駅で降車すれば、目の前にゴンドラ乗り場が見えますので乗り継ぎも簡単です。
全展望台を回るための所要時間
晴天が条件になりますが、実際に観光した経路&所要時間を記載します。
- 1日目10時:ツェルマット到着
- 1日目10時~13時:ゴルナーグラート展望台(トレッキング1時間)
- 1日目14時~14時半:スネガパラダイス
- 1日目14時半~16時半:ロートホルンパラダイス
- 2日目8時~10時:ゴルナーグラート展望台(2回目)+ローテンボーデン(逆さマッターホルン)
- 2日目10時~12時:グレイシャーパラダイス
長距離のトレッキングをしなければ、1日半もあれば全展望台を巡ることができます。 ゴルナーグラートも1回のみの滞在にすれば、さらに短縮できると思います。
マッターホルンの全展望台を実際に回った感想
天気に恵まれたこともあり、効率よく展望台を回ることができました。 個人的にはゴルナーグラートももちろん良かったですが、ロートホルンパラダイスからのマッターホルンが一番美しかったです。
日曜日の昼間にもかかわらず、展望台には10人程度しかおらず、全く混雑していませんでした。
標高が高いグレイシャーパラダイスは凍えるくらい寒かったですので、防寒着を忘れずに持っていきましょう。
夏場もスキー場が営業するくらいの気温ですので、展望台での滞在時間は5分が限界でした。
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