スイスハーフフェアカードの値段や買い方、使い方|購入はネットがおすすめ

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スイスの電車

スイスの鉄道利用者におすすめするスイスハーフフェアカードの購入方法や使い方、お得度をまとめました。

この記事を読んでほしい人
  • スイスの鉄道を個人旅行で利用する人
  • スイスハーフフェアカードの値段や買い方を調べている人

スイスハーフフェアカードは、スイス国内の主要な鉄道・バス・湖船など主要都市90カ所の市内交通を半額で利用できるパスです。

値段は120フランで、有効期間は使用開始日から1ヵ月です。 スイストラベルパス(ユーレイルパス)の適用路線の他にも、山岳鉄道やゴンドラなどのほとんどが50%割引となります。

スイスハーフフェアカードの基本情報
概要 スイス国内の鉄道運賃が半額(一部の観光列車は対象外)
予約方法 インターネットもしくは現地購入
有効期間 使用開始から1ヶ月間
料金 120フラン
公式サイト スイス政府観光局 ハーフフェアカードページ(英語)
おすすめ購入サイト ベルトラ スイスハーフフェアカード icon
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スイスハーフフェアカードの買い方

スイスハーフフェアカードはインターネットと現地購入のどちらも可能ですが、旅程が決定している場合はインターネットでの事前購入をおすすめします。

現地購入の場合は到着した空港の鉄道駅で購入することになりますが、駅の窓口は非常に混雑しています。

特にチューリッヒ空港のチケットカウンターは常に大行列になっているため、購入するまでに30分以上かかることも珍しくありません。

そこでおすすめしたいのが、スイスハーフフェアカードの事前購入です。日本国内でインターネット上でスイスハーフフェアカードを購入することができます。

おすすめサイト:ベルトラ スイスハーフフェアカード icon

申込完了後に確認メールが送られてきます。メールには下の画像のようなバウチャーがPDFで添付されていますので、バウチャーの内容を必ず確認して、旅行時に印刷して持っていきましょう。

ハーフフェアカード

スイスハーフフェアカードの使い方

スイスハーフフェアカードの使用方法はとても簡単で、切符を買うときに自動券売機でハーフフェアカード対応運賃を購入するだけです。

他サイトでは「スイスに着いて初めて電車に乗る際にハーフフェアカードをアクティベートしないといけない」・・・というようなことが記載されていますが、スイスハーフフェアカードのアクティベートを行う必要はありません

有人窓口で切符を購入する場合は、印刷したハーフフェアカードをスタッフに提示するだけで半額運賃で購入できます。

自動券売機であれば、切符購入を進めていくと通常料金と半額料金を選ぶ画面が表示されますので、下の写真のようにhalf fare cardを選択すればOKです。

自動券売機

スイスの鉄道では乗務員が頻繁にチケット確認に回ってきますので、チケットの購入後はハーフフェアカードとチケットは常に携帯しておきましょう。

スイスハーフフェアカードの損益分岐点

スイスハーフフェアカードの損益分岐点を計算してみました。比較パターンは以下の2パターンです。

  • スイスハーフフェアカードと鉄道正規運賃を比較
  • スイスハーフフェアカードとスイストラベルパスを比較

スイスハーフフェアカードと正規運賃の比較

スイスハーフフェアカードは120フランでほとんどの鉄道運賃が半額という割引チケットです。

正規運賃で移動する場合、一般的なプランであるチューリッヒ⇒インターラーケン⇒ツェルマット⇒チューリッヒの運賃の目安が2等車で280フラン程度です。

ハーフフェアカードを保有していた場合は、トータルで260フラン程度になりますので、ほとんどすべての方がスイスハーフフェアカードを購入する方がお得になります。

併せて、ハーフフェアカードを保有していることで、山岳鉄道のトラベルパスも割引料金で購入できますので、さらにお得になります。

スイスを周遊観光する方は絶対にスイスハーフフェアカードを購入した方がお得に観光できることはまず間違いありません。

スイスハーフフェアカードとスイストラベルパスの比較

スイストラベルパスとは、スイス国内の鉄道がすべて無料になる鉄道パスです。設定期間は3日・4日・8日・15日です。

スイス旅行は1週間程度で設定する方が多いため、8日間のプランを利用することになります。
ベルトラ スイストラベルパス icon

一般的なプランであるチューリッヒ⇒インターラーケン⇒ツェルマット⇒チューリッヒの運賃の目安が2等車で280フラン程度です。

スイストラベルパスは8日間で418フランですので、スイストラベルパスを利用すると損になってしまいます。

スイストラベルパスの利用が有利になるパターンとしては、チューリッヒ⇒ユングフラウ⇒ツェルマット⇒ジュネーブを4日間で巡るなどの弾丸ツアーを行う場合です。

なお、スイストラベルパスはハーフフェアカードと同じく、山岳鉄道などのトラベルパスを割引料金で購入することができます。

スイストラベルパス購入ページ:ベルトラ スイストラベルパス icon
スイスハーフフェアカード購入ページ:ベルトラ スイスハーフフェアカード icon/p>

スイスハーフフェアカード購入時の注意点

スイスハーフフェアカードはスイス国内のほとんどの鉄道運賃が半額になりますが、一部半額にならない区間が存在します。

特急列車の指定席料金

グレイシャーエクスプレスなどの座席指定が必要な特急列車を利用する場合、スイスハーフフェアカードを保有していても指定席料金は半額になりません。

半額の対象になるのは乗車券料金のみになります。

山岳鉄道のトラベルパスは割引率は低め

スイスといえば、ユングフラウやマッターホルンなどのアルプス山脈の観光がメインになります。

山岳鉄道のトラベルパスも提供されており、スイスハーフフェアカードを保有している場合、半額とはいかないまでも割引料金で購入できます。

ユングフラウトラベルパスやツェルマットピークパスであれば、約30%の割引率になっています。

インターネットで鉄道切符を事前購入する方が安い場合も

あらかじめ旅程が決まっている場合、事前にインターネットで切符を買っておく方が当日にハーフフェアカードを使用して購入するよりも安くなる場合もあります。

特に1か月前の購入であれば、正規料金の半額以下で購入できることも珍しくなく、その場合はハーフフェアカードのメリットは薄まってしまいます。

ただ、スイス旅行は天候に大きく依存しますので、雨の日は都市観光に変更することも少なくありません。そのため、鉄道切符を事前に手配するのはおすすめしません。

旅行当日にフレキシブルに活動できるためにも、スイスハーフフェアカードの利用をおすすめします。

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