逆さマッターホルンが見られるゴルナーグラート鉄道のリッフェル湖について、場所や行き方を紹介します。
- ツェルマットで逆さマッターホルンを見たい人
- 逆さマッターホルンが見えるリッフェル湖への行き方を知りたい人
マッターホルンは、アルプス山脈にある標高4,478mの名峰で、イタリアとスイスの国境に位置しています。
マッターホルンで人気の絶景として知られているのが、ガイドブックにも多数掲載されているリッフェル湖から見える逆さマッターホルンです。
本記事では、逆さマッターホルンが見えるリッフェル湖へのアクセスだけでなく、逆さマッターホルンが見える条件についても詳しくまとめています。
逆さマッターホルンが見えるリッフェル湖の場所
逆さマッターホルンは、麓のリッフェル湖から見ることができます。リッフェル湖は標高が2800mの高所にあるため、山岳鉄道のゴルナーグラート鉄道を利用してアクセスします。
リッフェル湖の基本情報 | |
---|---|
アクセス | ゴルナーグラート鉄道のRotenboden駅で下車後、徒歩5分 |
入場料 | 無料(ゴルナーグラート鉄道は有料) |
公式サイト | スイス政府観光局 |
ツェルマットからリッフェル湖への行き方
マッターホルンの麓の街であるツェルマットからリッフェル湖への行き方を紹介します。
- ツェルマット中心部にあるゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅へ
ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅は、スイス国鉄(SBB)のツェルマット駅の出口近くにあります。分かりやすい場所にありますので、迷うことはありません。 - ゴルナーグラート鉄道に乗車して、終点の1つ手前のRotenboden駅で下車
ゴルナーグラート鉄道は毎日30分~1時間に1本の頻度で運行されています。詳細は公式サイトのタイムテーブルをご確認ください。公式サイト:ゴルナーグラート鉄道時刻表
- 駅からトレッキングコースを5分ほど歩き、リッフェル湖に到着
Rotenboden駅からリッフェル湖へは、駅の改札を出て約5分ほどトレッキングコースを歩く必要があります。Riffelseeの標識を目印に進みます。駅からリッフェル湖までの行きは下りが多く、帰りはほとんどが上りです。高所での移動になりますので、時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
逆さマッターホルンが見れるか事前に確認する方法
リッフェル湖で逆さマッターホルンが見れずにがっかりしないためにも、事前に逆さマッターホルンが見れる確率をある程度予測する方法があります。
ここからはリッフェル湖に行く前に確認してほしいポイントを2つ紹介します。
ツェルマットで出発前に天候をチェック
ツェルマット駅を出発する前に、まずはツェルマットからマッターホルンがよく見えているかを確認しましょう。↑の写真のようにはっきりとマッターホルンが見えていれば問題ありません。
この時点でマッターホルンが見えないくらい雲が広がっている場合は、逆さマッターホルンが見れる可能性は限りなくゼロに近いです。
ただ、山の天気は非常に変わりやすいため、天気予報を確認しながら定期的に空模様をチェックすることをおすすめします。
天候に問題が無いようであれば、ゴルナーグラート鉄道でRotenboden駅に向かいましょう。
Rotenboden駅の風見鶏でコンディションをチェック
ゴルナーグラート鉄道のRotenboden駅に到着したら、駅に設置されている風見鶏をチェックします。↑の写真では分かりにくいのですが、改札口付近に小さな風見鶏があります。
風が穏やかで風見鶏がほとんど動いていなければ、逆さマッターホルンが見れる可能性は高くなります。
逆に風見鶏が激しく動いているようであれば湖面が波立っている可能性が高く、逆さマッターホルンを見れる確率は低い状態です。
Rotenboden駅に到着した時点で天候が良くて風が穏やかであれば、リッフェル湖に向かうようにしましょう。
ただ、山の天候は変わりやすいので、時間に余裕のある方は条件が悪くてもダメ元でリッフェル湖に行ってみるのもありだと思います。
【注意】条件が揃っても確実に見れるわけではない
山の天気は変わりやすいため、急に曇ったり強風が吹くことも珍しくありません。逆さマッターホルンが見れたらラッキーくらいの感覚で行くようにしましょう。
前述の2つの条件が揃っていても逆さマッターホルンが見れないこともありますので、過度の期待を持たずにリッフェル湖に向かうことをおすすめします。
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