夏のオーストラリアを1週間かけて個人で周遊旅行をした際に実際にかかった費用や旅費をまとめました。
- 1週間程度のオーストラリア周遊旅行の予算や費用を知りたい人
- 個人旅行でオーストラリアを観光したい人
日本人の人気の旅行先になっているオーストラリア。観光だけでなく、毎年多くの人がワーキングホリデーや留学などでオーストラリアを訪れています。
オーストラリアは物価が高い国としても知られており、特にエアーズロックなどの観光地では物価が非常に高くなっています。
本記事では、筆者がオーストラリアに7泊10日で旅行した時に実際にかかった費用をまとめています。
筆者が巡ったオーストラリアの1週間周遊コース
本記事では、オーストラリアのシドニー・メルボルン・エアーズロックに約1週間滞在した際の費用を紹介しています。
コースとしては、日本⇒メルボルン⇒エアーズロック⇒シドニー⇒日本の順に周遊しています。各都市の宿泊数は以下になっており、機内泊が2泊の7泊10日のプランです。
- メルボルン 2泊
- エアーズロック 2泊
- シドニー 3泊
オーストラリアの1週間周遊旅行で実際にかかった費用
筆者がオーストラリアを周遊旅行したのは夏のハイシーズンで、実際にかかった費用はお土産代抜きで約20.2万円でした。
<内訳>
20.2万円=120,000円(飛行機)+30,000円(ホテル)+3,000円(電車・バス)+22,000円(アトラクション・現地ツアー)+27,000円(食事代)
飛行機代
日本とオーストラリアは大都市間の直行便が多く就航しています。直行便はフライト時間が短く便利ですが、値段が高いという難点があります。
航空券を安く手に入れたい方は、韓国や香港などの東南アジアのハブ空港を利用した経由便がおすすめです。
筆者の場合は、キャセイパシフィック航空を利用し、関空⇒香港経由⇒メルボルン、シドニー⇒香港経由⇒関空の周遊フライトにしました。
10か月前に航空券を予約したため、約9万円と格安で手に入れることができました。
年末年始以外であれば、日本⇔オーストラリアの経由便を利用した航空券は10~12万円程度が相場です。
また、シドニー・メルボルンとエアーズロックの移動についても飛行機を利用しました。LCCのジェットスターを半年前に予約して、受託荷物ありで合計3万円程度でした。
レガシーキャリアのカンタス航空もエアーズロック路線を運航しており、5~7万円でチケットを購入することができます。
なお、筆者は原油価格が50~70ドル前後で安定していた時期に旅行したため、燃油サーチャージの影響をほとんど受けておりません。原油価格が高騰した際は上記の航空券料金にサーチャージが付加されますのでご注意ください。
ホテル代
筆者はバックパッカースタイルでオーストラリアを旅行しました。そのため、ホテルは滞在費が安いドミトリータイプのユースホステルやゲストハウスを利用しています。
さすがに7泊すべてをドミトリーで宿泊するのは疲れますので、最後のシドニーの1泊だけはシティホテルに宿泊しました。
以下はタイプ別の宿泊費になります。
- ドミトリータイプ:大都市は約3,000円/泊、エアーズロックは約5,000円/泊
- ビジネスホテル、シティホテル:6,000~10,000円/泊
今回のオーストラリア周遊旅行での合計7泊のホテル代は、30,000円程度でした。
筆者がオーストラリア周遊旅行で滞在したユースホステルについては、別記事で詳しく紹介しています。



電車・バスの運賃
オーストラリアは公共交通機関が発達しており、運賃が安いため観光客だけでなく現地の人も多く利用しています。
筆者の場合、シドニー&メルボルンの5日間で約3,000円の交通費を使用しました。
特にメルボルンについては、フリートラムエリアが整備されており、市内中心部のトラムを無料で利用することができます。
また、教会やボタニカルガーデンなど、無料で観光できるエリアも多く、メルボルンでは交通費や観光スポットの入場料はほとんどかかりませんでした。
メルボルンでおすすめする観光スポットについては、別記事に詳しくまとめています。

シドニーについても、電車やバスなどの運賃が比較的安く設定されており、3日間フルで利用しても2,500円程度でした。
シドニーから日帰りで行ける世界遺産ブルーマウンテンズも、電車とバスを使うことで往復で1,500円以内で行くことができます。
ブルーマウンテンズにお得に行く方法については、別記事で詳しく紹介しています。

アトラクションや現地オプショナルツアーの費用
オーストラリアでは観光ツアーやアトラクションが観光客向けに多く提供されています。筆者は1週間の旅行でアトラクションや現地オプショナルツアーに22,000円ほど使用しました。
シドニー・メルボルンの現地オプショナルツアー
シドニー・メルボルンを代表する現地オプショナルツアーは、以下になります。
- シドニーのブリッジクライム:約20,000円/人
チケット購入サイト:ベルトラ ブリッジクライムツアー - シドニーのオペラハウスの内部ツアーやランチ:約3,500円/人
チケット購入サイト:ベルトラ オペラハウス見学ツアー - メルボルンのユーレカタワー展望台:約2,000円/人
自分の場合、旅程や金額を考慮してユーレカタワー展望台のみを観光しました。
エアーズロックの現地オプショナルツアー
エアーズロックについては、空港からエアーズロックリゾート(ホテルエリア)までは到着便に併せて無料シャトルバスが運行されていますが、ホテルエリアからエアーズロックへはレンタカーまたはオプショナルツアーでしか行くことができません。
エアーズロックの現地オプショナルツアー料金は、サンライズツアーが約15,000円、1日ツアーが35,000円など、非常に高い値段設定になっています。
そこでおすすめしたいのが、エアーズロックまでの送迎のみに特化したツアーであるウルルホップオンホップオフの利用です。3日間乗り放題の送迎バスプランが約2万円で、エアーズロックの中での最安の観光ツアーです。
ウルルホップオンホップオフについては、別記事で詳しく紹介しています。

食事代
オーストラリアは物価が高い国ですので、滞在中の食費が思っていた以上に高くなってしまいます。多くのバックパッカーは食費を安くするためにスーパーやファストフードを利用しています。
特にエアーズロックでは、ほとんどのバックパッカーが食費を安く抑えるためにスーパーの惣菜やパンを食べていました。
筆者も食費を安く抑えるために、スーパーやファストフード店、フードコートで食事をしていました。その結果、オーストラリアの1週間の滞在で実際にかかった食費は27,000円程度でした。
↓にシチュエーション別の食費を記載します。
- レストラン:3000~4000円/人(ドリンクは別)
- ファストフードやフードコート:1500円/人
- カフェ(軽食):1000円/人
- 屋台やスーパーの惣菜:1000円以内/人
筆者はオーストラリアで計24回の食事をしました。内訳としては、ファストフードやフードコートを5回、屋台やスーパーの惣菜を16回、カフェを3回利用しています。
【併せて読みたい】オーストラリア各都市の観光情報
オーストラリアを旅行する方に向けて、メルボルンの観光スポットまとめ、シドニー郊外のブルーマウンテンズのアクセス、エアーズロックのおすすめ現地ツアーについて記事を作成しています。
各観光スポットの詳しい情報も記載していますので、オーストラリアを訪れる方は是非ご覧ください。



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ベルロイトラベルウォレットについては、別記事で詳しく紹介しています。

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