エアーズロックリゾート唯一のバックパッカーズであるアウトバックパイオニアロッジについてまとめました。
- エアーズロックを個人旅行で訪れる人
- とにかく安いエアーズロックのホテルを探している人
- バックパッカー旅行が好きな人
オーストラリア観光で大人気になっている世界遺産エアーズロック。多くの観光客が世界中が訪れています。
オーストラリア政府は環境保護を目的として、エアーズロックから少し離れた場所にエアーズロックリゾートと呼ばれる観光客の滞在エリアを設けています。
エアーズロックリゾートは多くのホテルがありますが、ほとんどが高級ホテルでバックパッカーには手が出せないような宿泊費になっています。
本記事では、エアーズロックリゾート唯一の安宿であるアウトバックパイオニアロッジについて、設備の充実度や実際に宿泊した感想を紹介しています。
アウトバックパイオニアロッジの宿泊システム
アウトバックパイオニアロッジにはツインルームなどの部屋もありますが、多くの宿泊者が滞在するのがドミトリータイプの部屋です。
ドミトリーとは、世界的に確立されている宿泊システムのひとつで、1部屋を複数人でシェアするタイプです。 宿泊予約をするときも1ベッド単位になっています。
ドミトリータイプの安宿の詳細やメリットについては別記事で紹介しています。
アウトバックパイオニアロッジへのアクセス
アウトバックパイオニアロッジはエアーズロックの観光拠点であるエアーズロックリゾート内に位置しています。
エアーズロックリゾートへはエアーズロック空港(コネラン空港)から無料シャトルバスが出ており、15分程度でエアーズロックリゾートに到着します。
エアーズロックリゾートは周囲の環境への影響を最小限に抑えるため、非常にコンパクトに設計されており、徒歩でリゾート内を一周することができます。
無料のトロリーも運行していますが、本数が少ないので歩いたほうが早いことも多々あります。
公式HP:エアーズロックリゾート(英語)
アウトバックパイオニアロッジの宿泊料金
エアーズロックリゾート内のホテルは宿泊費が高く、アウトバックパイオニアロッジのドミトリー以外は1泊1室2万円以上です。
アウトバックパイオニアロッジのドミトリーはシーズンや曜日にもよりますが、1泊3000円~4000円程度に設定されています。
アウトバックパイオニアロッジに泊まって分かったこと
部屋の広さや設備
- 部屋の広さ
オーストラリアの主要都市のユースホステル(YH)やバックパッカーズと比べて、室内はかなり狭く感じました。1部屋4ベッド(2段ベッド×2台)になっていましたが、満員になると荷物を置くスペースがほぼ間違いなく不足します。
- ベッド
きれいなベッドで、弾力も問題ありませんでした。 - 冷暖房
強力な冷房が設置されていますので、部屋は寒いくらいになります。暑がりが多い外国人とリモコンの取り合いになりました(笑) - トイレ
エアーズロックリゾートは大自然の中にありますので、きれいなトイレではありませんが全然使えるレベルです。 - シャワー
トイレに併設されており、水量もまずまずで問題ありませんでした。 - 洗濯事情
トイレにある洗面器を使用して洗濯できます。 夏場は高温低湿なので、半日も干せばジーンズはパリパリになりました。 - 朝食
朝食は提供されていません。 スーパーで買うか、キッチンで調理するしかありません。 - セキュリティ
アウトバックパイオニアロッジには施錠可能な個人ロッカーは設置されていませんでした。 責任をもって貴重品を管理する必要があります。
アウトバックパイオニアロッジの良いところ
- 展望台が併設されている
部屋から徒歩5分以内の場所にエアーズロックが見える展望台があり、手軽にエアーズロックを見ることができます。 昼だけでなく夜もおすすめで、満点の星空に感動しました。 - エアーズロックリゾートの他ホテルと比べて格段に安い
前述していますが、エアーズロックリゾート内のホテルの宿泊費は非常に高いです。 普通のホテルでも1泊2万円以上で、バックパッカーや学生には辛い金額です。アウトバックパイオニアロッジのドミトリーは1泊4000円未満で宿泊できますので、非常にお得です。
スタッフの対応
スタッフ全員がとても親切でした。 現地ツアーの予約をお願いした際も、気を使ってツアー会社に色々と交渉してくれました。
近隣の施設
近隣には何もありませんので、滞在時はエアーズロックやカタジュタに行くか、エアーズロックリゾート内を散歩するくらいしかありません。
エアーズロックリゾート内のリゾートタウンスクエアにはレストランやスーパー、お土産屋さんなどもあります。
アウトバックパイオニアロッジに宿泊した感想
エアーズロックを訪れる方でバックパッカー旅行をしている方は、宿泊費のことを考えると滞在ホテルはアウトバックパイオニアロッジの一択です。
自分が滞在したのは2017年1月の夏真っ盛りで、外気温は35度を超えて焼けるような暑さでした。 室内は外国人が冷房をガンガンに効かせていましたので、温度差で体調を崩さないか心配になるくらいでした。
宿泊層は若者が多い感じで、自分のルームメイトも20代でした。その他、ファミリーやグループで1室4ベッドを貸し切って利用している人もいました。
自分の場合、4人部屋を3人で使用する形でしたが、3人で使用していても少し手狭に感じました。 満員になったら、荷物スペースの取り合いになりそうです。
また、チェックイン時はフロントがとても混雑していました。 おそらくエアーズロック空港からのシャトルバスが飛行機の到着時間に併せて運行されるため、宿泊客が一気にホテルに押し寄せるのが理由だと思います。
シャトルバスを降りたら、すぐにフロントに向かうことをおすすめします。 もたもたしていると、フロントが長蛇の列になり、20分以上ロスすることもありそうです。
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送迎のみのサービスになりますが、エアーズロックのサンライズやサンセットツアーも催行されており、カタジュタへの送迎もあります。
ウルルホップオンホップオフについては、別記事で詳しく紹介しています。
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50000個ものライトを使って彩られており、エアーズロックを訪れるかたに是非おすすめしたいイルミネーションです。
Field of lightの詳細については、別記事で詳しく紹介しています。
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