テカポの行き方や星空のおすすめ撮影場所、星空を見れる確率について紹介します。
- テカポで満天の星空を見たい人
- テカポの星空観賞スポットを探している人
- テカポで星空が見れる確率やベストシーズンを知りたい人
テカポ湖はニュージーランドの南島にあり、星空観察が有名な湖です。村の人口は300人程度ですが、星空を目的に毎年数万人の観光客がテカポに訪れています。
特に12月~1月のハイシーズンはホテルの予約が困難になるほどの凄まじい人気ぶりになっています。
本記事では、テカポ湖への行き方や星空撮影スポット、晴天率などをまとめています。
テカポ湖への行き方
テカポはニュージーランド南島に位置しており、クライストチャーチやクイーンズタウンから車で3~4時間程度です。
ニュージーランドは鉄道網が発達していませんので、テカポ湖へはバスかレンタカーを利用するしかありません。テカポ湖へのアクセス方法を順番に紹介していきます。
現地ツアーを利用(クライストチャーチやクイーンズタウン発着)
一番手軽な方法として挙げるのが、クライストチャーチやクイーンズタウンからの現地ツアーです。
大型バスで大都市からテカポまで送迎やテカポ湖の星空観察ツアーなどがパックになっています。
現地ツアー会社の中でおすすめしたいのがベルトラで、ウェブサイトも日本語対応しており、簡単に予約をすることができます。
高速バスを利用(クライストチャーチやクイーンズタウン発着)
現地ツアーの次に挙げられるのが、クライストチャーチやクイーンズタウンから高速バスを利用する方法です。
クライストチャーチ⇔クイーンタウンを運行している高速バスがテカポ湖を経由していますので、そのバスを利用してテカポにアクセスします。
注意点として、バスは1日2便しかありませんので、ハイシーズンは満席になる可能性もあります。事前に予約しておくことをおすすめします。
公式サイト:ニュージーランド インターシティーバス(公式サイト)
レンタカーを利用
筆者が一番おすすめしたいのが、クライストチャーチかクイーンズタウンからのレンタカーを利用する方法です。
現地ツアーや高速バスは楽ですが、臨機応変に動くことができません。例えば、今日は天気が悪いからテカポの星空を諦めて都市観光をするなど、その場その時の対応が出来ないのがデメリットです。
そんなときにレンタカーであれば、自由自在に観光することができます。クライストチャーチ空港でのレンタカーの借り方について、別記事で詳しくまとめていますので、是非ご覧ください。
テカポ湖の星空写真撮影ポイント
テカポでおすすめする星空写真撮影ポイントは善き羊飼いの教会付近とマウントジョン天文台の2箇所です。
なお、星空撮影には一眼レフ+三脚は必需品です。コンデジやスマートフォンでは美しい写真を撮影するのは困難です。
善き羊飼いの教会
テカポの観光ポスターの多くに使用されているのが善き羊飼いの教会付近で撮影された星空写真です。記事トップの写真についても、善き羊飼いの教会付近から撮影しています。
テカポ湖における星空の代表的な撮影ポイントになっていますので、天気が良い日はひっきりなしに車が往来しています。
そのため、車による光害が多く、撮影タイミングを計るのが非常に難しかったです。
マウントジョン天文台
マウントジョン天文台は、テカポ中心部から少し外れた場所にあり、星空鑑賞の名所として現地ツアーも催行されています。
付近には住宅街や道路もなく、星空観賞を遮るものは何もありませんので、光害なしで星空撮影を楽しむことができます。
マウントジョン天文台の星空観賞ツアーは夏季に毎日ツアーを催行しているベルトラがおすすめです。興味がある方は是非ご覧ください。
ベルトラ マウントジョン天文台 星空見学ツアー
テカポ湖で星空が見れる確率
テカポは世界的にも晴天率が高く、星空が見れる確率はかなり高いと言われています。ただ、天気予報を見る限りは雲一つない状態での星空観賞が出来る確率は50%以下なのかもしれません。
実際に記事上部の写真が撮影できた翌日は、曇天になっており星空観賞はできませんでした。テカポ湖で星空撮影をする場合は、1泊ではなく2泊以上することをおすすめします。
実際に筆者が訪れたときは、クライストチャーチからテカポまでの道中は下の写真のような曇り空でした。
その後30分もすれば、素晴らしい快晴に変わりました。昼間は曇り空でも天気が変わる可能性は十分ありますので、あきらめずに待ってみるのも一つの方法です。
テカポ湖の星空のベストシーズン
比較的空気が乾燥しているニュージーランドでは一年中が星空観察のベストシーズンです。
特に夏は夜でも暖かいので快適に星空観察ができます。ただ、日没時間が遅いため、星空鑑賞ができるのが22時以降になります。
冬は厳しい寒さの中での星空観察になりますが、日が沈むのが早いので鑑賞時間が長くなります。夜が長くなりますので、夕方は曇っていても夜中や早朝には絶景の星空が見えることも十分あり得ます。
観光地化によるテカポ湖の光害
ニュージーランド政府が積極的にテカポ湖の星空を積極的に宣伝していることもあり、多くの観光客がテカポ湖に訪れています。
その結果、特に善き羊飼いの教会前の道路は夜中でも交通量が多い状態が続いています。車のライトで星空が霞んでしまうこともしばしばありました。
写真を撮るのであれば、交通量やライトが少ないタイミングを見計らって撮影をする必要があります。
これが結構難しく、撮影した数十枚の写真の中でうまく撮影できたのは数枚しかありませんでした。本当に美しい星空撮影をするにはマウントジョン天文台の方が光害が少なくて良いのかもしれません。
テカポ湖で実際に星空を見た感想
ニュージーランド旅行のメインの一つとして計画していたので、テカポ湖を訪れることをとても楽しみにしていました。
実際に星空を鑑賞して、噂に違わぬ絶景の星空を見てすごく感動しました。間違いなく一見の価値はあります。「テカポの星空を世界遺産に」という声があるのも頷けました。
ただ、天気が良くない日に訪れるとやることがほとんどありません。昼間はトレッキングやマーリンアクティビティなどが楽しめますが、夕方以降は寝るしかありませんでした。
レストランも早い時間に閉店しますので、お酒もホテルで飲むしかありません。
【併せて読みたい】星空を待つ間にできる昼間のテカポ湖のアクティビティ
テカポ湖の昼間にできるおすすめのアクティビティについては、別記事で詳しく紹介しています。
【併せて読みたい】テカポへはクライストチャーチ空港からレンタカーがおすすめ
テカポは公共交通機関が整備されておらず、レンタカーやバスでアクセスするしかありません。
バスは1日2本程度しか運行されておらず不便ですので、レンタカーの利用がおすすめです。
クライストチャーチ空港でのレンタカーの利用方法について、別記事で詳しく紹介しています。
【併せて読みたい】海外旅行に特化したパスポートケース&財布
パスポートや外貨、クレジットカードなど、海外旅行では国内旅行より多くの貴重品を管理する必要があります。
そこで筆者がおすすめしたいのが海外旅行に特化した財布のベルロイトラベルウォレットで、パスポートや外貨、クレジットカードなどを収納することができる便利な財布です。
海外旅行の携帯品を多く収納できる財布になっており、頻繁に海外渡航される方だけではなく、これから海外に行く方にもおすすめです。
ベルロイトラベルウォレットについては、別記事で詳しく紹介しています。
コメント