LCCのエアアジアを利用してシェムリアップからバンコクドンムアンに移動した際の搭乗記を作成しました。
- LCCでお得に旅行したい人
- エアアジアを利用する予定のある人
- エアアジアの口コミを知りたい人
近年のLCCの台頭により、海外旅行を身近に感じる機会が増えています。東南アジアでもジェットスターや本記事で紹介しているエアアジアなど、大手LCCが多くのフライトを提供しています。
LCCはANAやJALなどのフルキャリアに比べて、「座席が狭い」「機内サービスが無い」などの特徴があります。
本記事はエアアジアを利用したい方に向けて、他のLCCとの比較や実際に利用した感想を記事にまとめています。
エアアジアの概要
エアアジアはマレーシアを本拠地とする格安航空会社(LCC)です。LCCの中でもエアアジアグループは世界最大級で、大小合わせて数百機もの飛行機を保有しています。
クアラルンプールを中心に運航しており、東南アジアだけでなく日本やオーストラリアなどにも就航しています。
シートピッチ
自分が利用したエアアジア便のシートピッチは29インチ(73cm)で、日本の一般的なLCCと同じ仕様にでしたが、エアアジアの場合は運行している機材によってシートピッチが異なります。
短距離路線で使用されるA320であればシートピッチは29インチ(73cm)、中距離路線で使用されるA330であれば31インチ(79cm)でANAやJALなどのフルキャリアと同じです。
座席の幅については他の航空会社と同程度ですので、特に狭くも広くも感じませんでした。
各座席には、フルキャリア同様に収納スペースがあります。エアアジアの収納スペースは他のLCCよりも大きく感じました。
他のLCCではスマホや財布、パスポートなどを収納すると膝がシートポケットとあたりそうになります。エアアジアの場合、いろいろ収納しても下の写真のように余裕がありました。(A320の写真)
持ち込み手荷物や受託手荷物
エアアジア利用時の機内への持ち込み手荷物は、サイズが規定された手荷物とハンドバック等の小さな手荷物の計2個までが許容されており、合計で7kgまでです。
7kgの規定はLCCでは一般的な部類になりますが、もしオーバーしそうな場合は受託手荷物の利用を検討しましょう。
受託手荷物もサイズや重量が規定されており、フライト距離や重量によって値段が異なります。空港での当日手配になると割高になりますので、できる限り事前に手配をしておきましょう。
詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト:エアアジア 受託手荷物
エアアジアの定時運航率・遅延率
2020年1月現在、エアアジア全体の定時運航率は60~70%程度となっています。LCCの中でも遅延率が高い部類に入ります。
LCCは空港での駐機時間をできる限り少なくしているため、1日を通して徐々に遅れが蓄積されていく傾向にあります。そのため、LCCは昼以降の遅延率が非常に高くなっています。
ただ、路線によって遅延率は大きく異なります。筆者が利用したシェムリアップ⇒バンコクドンムアン(FD615)の遅延率は低く推移しており、実際に定刻通りに到着しました。
自身が利用するフライトについて、事前にFlightradar24などのウェブサイトを活用して、遅延が多い路線かどうかチェックしてみるのも有用です。
おすすめサイト:Flightradar24
エアアジアを実際に利用した感想
自分はエアアジアの短距離路線用機材(A320)を利用しました。感じたことは、シートの快適性は日本のLCCと同様で狭い!ということと、機材が古いために湿度や騒音対策なども不十分だったことです。
ただ、エアアジアのA320は短距離路線用ということなので、3時間以内のフライトであれば全然問題ないと感じました。
エアアジアを利用するメリットとしてはやはり値段と就航路線の豊富さです。エアアジアグループはマレーシアだけでなく、東南アジア各国やオセアニアにも就航しています。
日本からアジア各国を周遊したい方や、安い旅行をしたい方にはうってつけの航空会社です。
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ベトジェットエア興味のある方は是非チェックしてみてください。
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