TOEICの点数と英語力の関係やスコアとの相関性について紹介します。
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TOEICは、英語力を測定する世界的に有名な試験で、日本では年間で約200万人が受験しています。
TOEIC点数は履歴書にも記載することが可能で、世間で認知された英語力の測定ツールとして利用されています。
この記事では、TOEICの点数と英語を実際に話すスキルとの相関性について詳しくまとめています。
TOEICの点数の全国平均値やレベル感の目安
TOEIC点数の全国平均値は2022年度で561点となっています。
公式サイト:2022年TOEIC結果
TOEICの点数に関する一般的な感覚として、750点のスコアは「日常会話が理解でき、ビジネス上でも大きな支障はない」とされています。
また、TOEICのスコアが900点以上の場合、多くの情報源で「ネイティブクラスに近い」と評されています。
TOEIC点数と英語の実力の相関性
TOEIC点数と英語の実力の相関性を筆者の経験をもとに紹介します。
なお、筆者はグローバル化が進んだ日本の会社に勤務しており、業務上で英語を使う機会も週に複数回あります。
TOEICの点数が高ければ英語が話せる訳ではない
筆者の同僚の話になりますが、TOEIC900点で英語があまり話せない人が実際に数人います。
その人は英単語や文法はよく知っていますが、アウトプットができていないような感じでした。
おそらくTOEICの点数アップの勉強のみをしていたため、実際の英語力とTOEICスコアが乖離してしまったと考えられます。
実際にその人の勉強方法は、英語力をつけるというよりもTOEICの過去問やテスト対策を重点的にしていたとのことでした。
TOEICの点数が低いと英語が苦手というのは概ね正しい
TOEICの点数が低い場合は、その人の英語力をある程度反映できていると思います。
実際、TOEIC点数が低い人で英語ができるというのはあまり聞いたことが正直ありません。
なぜTOEICの点数は英語力に関係ないのか
TOEICの点数と英語力の相関関係が低い理由として、以下の2点が考えられます。
- テスト対策の影響
TOEICはテスト対策によってスコアを向上させることができるため、テスト対策を行った人とそうでない人との差が生じてしまいます。 リスニングとリーディングのみで評価
TOEICは主にリスニングとリーディングの受動的なスキルを測定するテストです。英語力はコミュニケーションにおいてリスニングやリーディングだけでなく、スピーキングやライティングなどのアウトプットスキルも重要です。
以上の2点から、TOEICハイスコアの人の中に英語が話せない人がいるという状況が生まれています。
英語は言語ですので会話のキャッチボールをしなければいけません。そのためには英語を話したり聞いたりする経験が重要になってきます。
英語力を高めるにはアウトプットすることが重要
英語力を高めたい人におすすめしたいのが、アウトプットの練習やネイティブ英語を聞くことです。
アウトプット学習については、TOEIC点数の上昇は緩やかにはなりますが、点数が高いにもかかわらず英語が話せないという事態を避けることができます。
英語力を向上したい人に向けて、筆者がおすすめしたいツールを2つ紹介します。
おすすめ1:オンライン英会話
アウトプットの練習をしたい人におすすめなのがオンライン英会話で、外国人とウェブ上で会話を行うことができます。
対話形式での英語学習になりますので、アウトプットできる能力の向上が見込まれます。
オンライン英会話の詳細については別記事で詳しく紹介していますので、興味のある方は是非チェックしてください。



おすすめ2:ポッドキャスト
ポッドキャストは、スマートフォンなどを利用して無料でBBCなどのネイティブ英語を聞くことができるツールです。
ネイティブ英語に慣れることで、英語力の大きな向上に繋がります。筆者も毎日利用しており、BBCやAll Ears Englishなどを聞いています。
BBCのポッドキャストの詳細については別記事で詳しく紹介しています。

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