和歌山県串本町の紀伊大島でおすすめしたい観光スポットとして、トルコ記念館と樫野崎灯台について紹介します。
- 串本町の紀伊大島の観光スポットを知りたい人
- トルコ記念館と樫野崎灯台に行きたい人
串本町の紀伊大島は和歌山県の南部にあり、本州最南端の地として有名な潮岬の近くに位置しています。
串本町は高速道路もまだ建設中でアクセスが良いとは言えない状況ですが、夏には関西圏から多くの観光客が訪れています。
本記事では、紀伊大島でおすすめしたいトルコ記念館と樫野崎灯台のアクセスや所要時間をまとめています。
紀伊大島について
紀伊大島は和歌山県東牟婁郡串本町にある人口約3,000人の島です。昔は大島と呼ばれていましたが、日本全国に大島という名前の島が多く存在したため、現在の紀伊大島という名称になったそうです。
以前は船でしかアクセスできませんでしたが、1999年に本州と大島を結ぶ橋が完成したことにより、アクセスが大きく改善されました。
紀伊大島の基本情報 | |
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アクセス | 大阪から車で約3時間 |
本州からのアクセス | 串本大橋を利用して車でアクセス |
公式サイト | 紀伊大島 |
大阪からのアクセスや所要時間
大阪から紀伊大島へは紀伊自動車道を利用してアクセスします。大阪市内からは約210kmで、混雑が無ければ3時間程度で到着します。
なお、紀伊自動車道は延伸工事が進められており、現在はすさみ南ICまで開通しています。
今後は串本町近くまでの延伸工事も行われていますので、将来的には所要時間はさらに短くなりそうです。
週末の混雑度
白浜海岸などの和歌山県の海岸エリアは、夏季は多く人が訪れます。
紀伊大島については、筆者は8月下旬の週末昼間に訪れましたが、近郊の道路も含めてほとんど混雑していませんでした。
そのため、紀伊大島はピーク時でもほとんど混雑しないと考えてよいでしょう。
紀伊大島のおすすめ観光スポット
紀伊大島でおすすめしたい観光スポットはトルコ記念館と樫野崎灯台になります。トルコ記念館と樫野崎灯台は徒歩圏内にあるため、同じ駐車場を利用して行くことができます。
トルコ記念館
串本町とトルコの交流は1890年のエルトゥールル号の遭難事故を始まりとしています。
トルコ記念館は、串本町とトルコの友好・親善を目的として紀伊大島の東端に建設され、館内には遭難したエルトゥールル号の模型や遺品、写真などが展示されてます。
入場料が有料であることと先を急いでいたこともあって筆者は入館しませんでしたが、トルコに興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
また、トルコ記念館の近くには↓のような建国の父ムスタファ・ケマル・アタチュルクの像や慰霊碑もありました。
トルコ記念館の基本情報 | |
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場所 | 紀伊大島の東端 |
駐車場・料金 | 84台・無料(樫野埼灯台と同じ駐車場) |
入館料 | 大人500円、子供(小中高)250円 |
公式サイト | トルコ記念館 |
樫野崎(かしのざき)灯台★イチ押し★
筆者が一番おすすめしたい紀伊大島の観光スポットは樫野埼灯台で、トルコ記念館同様に紀伊大島の東端に位置しています。
イギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で明治3年(1870年)に建設され、展望台からは太地町の梶取崎までの絶景を見渡すことができます。
筆者は紀伊大島を訪れるまでこのような素晴らしい灯台があることを全く知りませんでした。紀伊大島付近を訪れる方に是非おすすめしたい観光スポットです。
樫野埼灯台の基本情報 | |
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場所 | 紀伊大島の東端 |
駐車場・料金 | 84台・無料(トルコ記念館と同じ駐車場) |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 樫野埼灯台 |
串本大橋展望台
本州から紀伊大島の移動に利用する串本大橋ですが、紀伊大島側に展望台が設置されています。
展望台からは近大マグロの養殖エリアや串本市を一望することができますので、時間がある方は立ち寄ってみるのもありだと思います。
観光所要時間
紀伊大島の観光所要時間は、トルコ記念館には入館せずに慰霊碑や樫野崎灯台、串本大橋展望台を巡るだけであれば1時間程度です。
トルコ記念館を訪れる場合はプラス1時間くらいだと思います。
【併せて読みたい】イスタンブールを1日で巡るおすすめモデルコース
トルコに興味のある方に向けて、イスタンブールのおすすめのモデルコースを記事にまとめています。
実際に筆者がイスタンブールを訪れた経験をもとに記事を作成していますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
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