ネイティブに聞いた子供の英語教育におすすめの知育番組や動画｜教材としてディズニーはNG？

子供を英語に慣れさせたい方・学ばせたい方に向けて、おすすめの英語番組や動画を紹介します。

グローバル化が進む中で、英語を学ばせたいと考える人は年々増加しています。特に子供が小さなうちから英語に慣れさせたい人も多いと思います。

この記事では、小さな子供向けにおすすめしたい英語の番組や動画について、ネイティブのアメリカ人にインタビューした情報をもとにまとめています。

英語を子供に見せたい人が陥る落とし穴

子供に英語を聞かせることで英語脳を育みたい人は多いと思います。しかし、注意が必要なのは、すべての英語番組が子供の英語教育に適しているわけではないということです。

例えば、ハリウッド映画は暗示的な表現を使うことが多く、英語学習に適しているとはいえません。

ネイティブのアメリカ人に話を聞くと、英語に慣れることが目的であれば、英語学習に特化した番組が望ましいとのことでした。

おすすめの英語番組

ここからはおすすめの英語番組を紹介していきます。

Eテレの英語教育番組

Eテレで放映されている英語学習番組『英語であそぼ』や『エイゴビート』は、英語に慣れる上でおすすめです。

これらの番組はゲームなどを活用し、楽しく分かりやすく英語を教えてくれます。

きかんしゃトーマスの英語版

EテレやAmazon Primeで視聴できる『きかんしゃトーマス』の英語版もおすすめです。

比較的簡単なフレーズが多く使用されているため、英語を学ぶのに適しています。

おすすめできない英語番組や動画

ここからはおすすめできない英語番組や動画を紹介します。

ディズニー映画の英語版

まず、多くの人が勘違いしているのがディズニー映画です。子供向けの作品なので、子供の英語学習に適していると思われがちですが、実際は真逆です。

ネイティブのアメリカ人に聞いた話では、ディズニー映画は暗示するようなフレーズや使われていたり、短い単語のみのセリフが多くて意味を理解するのが難しい場面があったり、英語がある程度理解できる大人でも難しいとのことでした。

そのため、ディズニー映画は日本語吹き替えで見るのがおすすめで、日本語でストーリーやフレーズを完全に理解した後に英語版に挑戦するのが望ましいようです。

なお、ディズニーの英語学習プログラムは子供の英語学習向けに作られていますので、子供が英語に慣れる教材として適しています。

大人向けの海外映画

大人向けの海外映画も難しい言い回しや暗示的なフレーズが多く使われているため、英語学習には適していません。

大人が英語を学ぶ際でも難しく感じることも多く、脳が完全に発達していない子供ではすぐに飽きてしまったり、英語自体に興味を失ってしまうこともありえます。

バラエティー番組

日本語のバラエティー番組を想像すると分かると思いますが、空気感や言い回しなど、日本の文化特有のユーモアが多いため、外国人では理解できないことが少なくありません。

同様に、英語のバラエティー番組も難しい表現が多く使われており、英語上級者でも理解できないことがあります。

そのため、バラエティー番組を英語学習の一環として視聴するのはほとんど無駄だと考えても良いでしょう。