アイリスオーヤマ製の精米機RCI-A5型について、精米中に合数ランプが全点滅して停止してしまう場合の原因や対処法を記事にまとめました。
- アイリスオーヤマ製の精米機RCI-A5型が精米途中に停止して困っている人
- アイリスオーヤマ製の精米機で精米終了後に合数ランプが全点滅してしまい困っている人
アイリスオーヤマ製の精米機は、安価で多機能の精米機として人気になっています。
本記事では、アイリスオーヤマ製の精米機が精米途中に途中で止まってしまう不具合の対処法を紹介しています。
アイリスオーヤマ製の精米機RCI-A5型が精米途中で止まる原因や対処法
アイリスオーヤマ製の精米機RCI-A5型が精米途中で停止し、合数ランプがすべて点滅している場合、取扱説明書には以下の2つの原因が記載されています。
- 内部の温度が上がって保護装置が働いた
- モータに過負荷がかかって安全装置が働いた
2つともモータ関係の不具合の可能性を示唆しており、モータ不具合であれば簡単に修理するのは難しいと考える方も多いと思います。
ただ、温度上昇や過負荷の場合は軸受部の潤滑不足の可能性が高く、注油をすることで症状が改善することも少なくありません。
精米機RCI-A5型の場合、モータへの注油は簡単にできますので、故障したと思って捨ててしまう前にダメ元で一度注油をしてみてもよいと思います。
公式サイト:アイリスオーヤマ RCI-A5型 取扱説明書
アイリスオーヤマ製の精米機RCI-A5で軸受部に注油する方法
精米機RCI-A5型について、軸受部に注油する方法を詳しく紹介していきます。
なお、本記事で紹介している方法はアイリスオーヤマが公式に発表している方法ではありませんので、注油を行う場合は自己責任でお願いします。
底部のフレームを取り外す
まず最初に、↓の写真の精米機底面にあるネジ6本をプラスドライバーを使用して取り外します。電源プラグは事前に外しておくようにしましょう。
フレームを取り外して、モータの動きを確認
底部のフレームを取外して、モータの回転状態を確認します。ケーブルの取り回し上、フレームを完全に取り外すことはできませんので、↓の写真のように部分的にフレームを取り外すようにしましょう。
フレームを取り外した後、歯車を手回ししてモータが手で回ることを確認します。
手回しした際に、少し重いと感じる場合は軸受部に潤滑剤を塗布することで改善する可能性が高いです。ただ、手で回らないくらい歯車が固い場合は、潤滑不良以外の原因の可能性があります。
潤滑剤を塗布
潤滑剤を軸受部に塗布します。(塗布箇所は↓の写真参照)
くれぐれもお米を入れるバスケット側には潤滑剤を塗布しないように注意してください。
潤滑剤はホームセンター等で販売されているKURE5-56などの市販品で問題ありません。精米機に塗布しますので、無香タイプの潤滑剤がおすすめです。
再発したら再度注油して改善することも!
筆者の場合、注油後1ヶ月で精米途中で停止する事象が再発しました。そのため、同じ手順で再度注油したところ、その後の数ヶ月は問題なく精米できています。
注油を複数回行うことで軸受部の潤滑が改善することがありますので、再発しても諦めずに再度注油してみることをおすすめします。
アイリスオーヤマ製の精米機RCI-B5型も同様に注油可能
アイリスオーヤマはRCI-A5型の精米機の他に、似た構造のRCI-B5型を発売しています。
モータの軸受部への注油方法はRCI-B5型もRCI-A5型と同じ方法で実施できますので、給油を行う場合は前述の手順で試してみてください。
困ったときはコールセンターに問い合わせを
注油しても症状が改善しない場合や別の要因が考えられる場合はコールセンターに連絡することをおすすめします。くれぐれも無理な分解や改造は行わないようにしましょう。
公式サイト:アイリスオーヤマ サポート窓口
コメント