プリトヴィッツェ公園の滞在時間について、日帰りか泊まるべきかを比較しました。
- プリトヴィッツェ公園の観光を日帰りか宿泊か迷っている人
- プリトヴィッツェ公園付近でホテルを探している人
プリトヴィッツェ公園はクロアチア屈指の観光地であり広大な国立公園ですが、スムーズであれば半日~1日で十分観光できます。
本記事は、日帰り観光・宿泊観光のメリットやデメリットについて紹介しています。
プリトヴィッツェ湖群国立公園での宿泊要否
プリトヴィッツェ湖群国立公園で泊まるか、日帰り観光にするか、悩む人も多いと思います。
日帰り観光であれば下湖群(ローワーレイク)のみの観光が一般的で、宿泊観光であれば上湖群(アッパーレイク)もゆっくり巡ることができます。
実際に行ったときの感覚にはなりますが、多くの観光客がザグレブからのローワーレイクのみの日帰り観光のようでした。
個人的には一泊の宿泊観光を強くおすすめします。その理由は、プリトヴィッツェ湖群国立公園はローワーレイクだけでなくアッパーレイクも見逃せない絶景が数多くがあるためです。
また、団体ツアーはローワーレイクのみの観光を設定している旅程が多いため、アッパーレイクはハイシーズンでも混雑していません。
クロアチアの大自然を満喫したい方は是非アッパーレイク・ローワーレイクの両方を観光することをおすすめします。
宿泊観光のメリット・デメリット
プリトヴィッツェ湖群国立公園の宿泊観光のメリットとデメリットを紹介します。
- 宿泊観光のメリット
- じっくりとアッパーレイク・ローワーレイクを観光できる
1泊することで時間に余裕を持ってプリトヴィッツェ湖群国立公園を観光することができます。人気のローワーレイクは特にハイシーズンは非常に混雑しますので、日帰り観光ではローワーレイクのみで終わっていしまいます。 - 閉園前や開園直後の空いている時間帯に観光することができる
団体ツアー客が多い昼間は展望台や写真撮影スポットは常に混雑しており、撮影待ちの列ができることもあります。宿泊観光であれば、団体ツアー客が帰った閉園前や開園直後に公園内を観光できますので、効率よく見て回ることができます。
- 宿泊観光のデメリット
- 入場料金が2日分必要になる
一泊する場合は2日分のチケットが必要になります。1日入場券と比べると割安にはなりますが、それでも結構な出費です。そこでおすすめしたいのがオフィシャルホテルへの宿泊です。ホテルの滞在期間中は、1日入場券を買っておけば翌日以降も無料でプリトヴィッツェ湖群国立公園に入場することができます。
オフィシャルホテルは3軒ありますが、良心的な値段ですのでプリトヴィッツェ公園に滞在する際は利用を是非検討してみてください。
公式サイト:プリトヴィッツェ公園 入場料金
オフィシャルホテル一覧:プリトヴィッツェ湖群国立公園 オフィシャルホテル(Booking.com)
日帰り観光のメリット・デメリット
プリトヴィッツェ湖群国立公園の日帰り観光のメリットとデメリットを紹介します。
- 日帰り観光のメリット
- 効率よくプリトヴィッツェ湖群国立公園を観光できる
日帰りであれば実際に観光する時間は4時間程度になりますので、ローワーレイクのみの観光しかできません。ただ、人気の展望スポットはローワーレイクに集中していますので、プリトヴィッツェ湖群国立公園のハイライトとしては十分だと感じる人も多いです。
- 日帰り観光のデメリット
- アッパーレイクエリアの観光はほぼ不可能
人気の展望スポットはローワーレイクに固まっていますが、アッパーレイクも絶景が多くありますので、せっかくプリトヴィッツェ湖群国立公園に行くのであれば是非訪れてほしいエリアです。なお、日帰り観光でアッパーレイク・ローワーレイク両方を回るためには、相当なスピードで観光する必要がありますのでおすすめできません。
- 時間を気にしながら観光することになる
ローワーレイクはハイシーズンは大混雑しています。人気の撮影スポットには行列ができることもしばしばあります。帰りのバスの時間を気にしながら観光することになりますので、結構バタバタしてしまうこともあります。ゆっくりと公園内を楽しみたい方は、1泊の宿泊観光をおすすめします。
宿泊する場合はオフィシャルホテルでの滞在がおすすめ
プリトヴィッツェ湖群国立公園で一泊の宿泊観光をする方におすすめなのが、オフィシャルホテルへの宿泊です。
オフィシャルホテルと聞くと高額な宿泊費をイメージすると思いますが、値段はかなり良心的です。オフィシャルホテルは以下の3軒です。
- ホテル プリトヴィッツェ
- ホテル イェゼロ
- ホテル ベルビュー
一番安い値段設定のホテルベルビューであれば、ダブルベッドをシングルユースで利用して約7000円/泊です。他のホテルイェゼロやホテルプリトヴィッツェでも時期によっては8000円/泊程度で宿泊できます。
オフィシャルホテルの一番のメリットは、1日入場券を買っておけば滞在期間中の入園料が無料になることです。例えば2泊する場合、1日入場券で3日間プリトヴィッツェ公園を観光することができます。
この特典はかなりお得ですので、個人旅行をする多くの方はオフィシャルホテルに宿泊しています。予約も埋まりやすいので、旅程が決まっている方は早めに予約することをおすすめします。
ホテル予約サイト:プリトヴィッツェ湖群国立公園 オフィシャルホテル(Booking.com)
プリトヴィッツェ湖群国立公園の観光所要時間
プリトヴィッツェ湖群国立公園は上湖群(アッパーレイク)と下湖群(ローワーレイク)に分かれています。雑誌などでよく見るプリトヴィッツェ湖群国立公園の写真はローワーレイクエリアがほとんどです。
そのため、ローワーレイクが観光客に大人気になっており、ハイシーズンは常に混雑しています。特に遊覧船乗り場の待ち時間が長くなっており、1時間待ちの長蛇の列になっていることもしばしばです。
それでもローワーレイクエリアのみの観光であれば、3時間もあれば十分ですので日帰り観光も可能です。また、ローワーレイクのみの観光であれば遊覧船に乗る必要もありませんので、スムーズに観光できます。
ただ、アッパーレイクにも素晴らしい景色が多くありますので、プリトヴィッツェ湖群国立公園を訪れる方は両方訪れることをおすすめします。
アッパーレイクエリアはローワーレイクエリアより広いため、一周に半日程度かかります。アッパーレイクに行くために必ず遊覧船に乗る必要がありますが、マップのP3の遊覧船乗り場は慢性的な行列ができています。
公式サイト:プリトヴィッツェ湖群国立公園マップ
おすすめしたいのが園内バスで、待ち時間も少なく混雑もしていません。園内バスでST1⇒ST2に移動して、そこからP1⇒P2の遊覧船に乗ってアッパーレイクに移動しましょう。
アッパーレイク・ローワーレイクの両方を訪れる場合、観光所要時間は歩く速度にもよりますが5~6時間程度です。日帰り観光では難しいため、1泊の宿泊観光をおすすめします。
【併せて読みたい】プリトヴィッツェ公園が入場券予約システムを導入
プリトヴィッツェ湖群国立公園は、時間単位で入場数を制限するため、2019年から入場券予約システムを導入しました。
チケットの予約をしていない方は、入場が遅くなるだけでなく、最悪入場できないこともあり得ます。
入場券予約システムについては、別記事に詳しく記載しています。プリトヴィッツェ湖群国立公園に行かれる方は是非参考にしてください。
【併せて読みたい】プリトヴィッツェ湖群国立公園のバス停の場所や時刻表
プリトヴィッツェ公園へバスでアクセスする方に向けて、プリトヴィッツェ公園のバス停の場所や時刻表を記事まとめました。
スプリット方面・ザグレブ方面でバス停の場所が異なりますので、訪れる方は事前にチェックしておきましょう。
【併せて読みたい】バックパッカー&ヨーロッパ旅行におすすめしたい靴
バックパッカーやヨーロッパ旅行では歩いて観光することが多いため、靴選びはとても重要です。筆者が実際に使用している旅行用の靴や、靴ズレを予防するコツなどを記事にまとめました。
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