ノックスクートの搭乗記|バンコクドンムアンから関空のLCCフライト

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

LCCのノックスクートを利用してバンコクドンムアンから関西空港に移動した際の搭乗記を作成しました。

この記事を読んでほしい人
  • LCCでお得に旅行したい人
  • ノックスクートを利用する予定のある人
  • ノックスクートの口コミを知りたい人

近年のLCCの台頭により、海外旅行を身近に感じる機会が増えています。東南アジアでもジェットスターやエアアジアなど、大手LCCが多くのフライトを提供しています。

LCCはANAやJALなどのフルキャリアに比べて、「座席が狭い」「機内サービスが無い」などの特徴があります。

本記事はノックスクートを利用したい方に向けて、他のLCCとの比較や実際に利用した感想をまとめた記事になっています。

スポンサーリンク

【2020年6月】ノックスクートが会社清算へ

2020年6月、ノックスクートが会社清算を行うという残念なニュースが入ってきました。

日本では成田空港と関西空港に乗り入れていましたが、コロナウイルスの影響で運行を停止していました。

すでに従業員の解雇手続きに入っているということで、ノックスクートのフライトには今後は搭乗することができなくなりました。

日本では徐々に日常生活が戻ってきていますが、コロナウイルスによる航空業界の危機は非常に深刻です。早く旅行に行ける日常が戻るのを祈るばかりです。

ノックスクートの概要

ノックスクートはバンコクドンムアンを本拠地とする格安航空会社(LCC)です。タイの格安航空会社ノックエアのとシンガポールの格安航空会社スクートなどが共同出資して設立した会社です。

機材は大型機のボーイング777を5台のみを保有しており、主に中長距離路線に就航しています。日本では成田空港と関西空港に乗り入れており、その他は中国の主要都市とバンコクとの路線を運航しています。

シートピッチ

ノックスクートのシートピッチは31インチ(79cm)で、LCCの中ではかなり広い部類に入ります。

ピーチやジェットスターなどの日本のLCCはシートピッチは29インチ(73cm)で設定されており、ノックスクートはそれより6cmも広くなっています。

座席の幅については他の航空会社と同程度ですので、特に狭くも広くも感じませんでした。

各座席には、フルキャリア同様に収納スペースがあります。シートピッチが長い分、収納スペースにも多くの手荷物を入れることができます。

他のLCCではスマホや財布、パスポートなどを収納すると膝がシートポケットとあたりそうになりますが、ノックスクートの場合は下の写真のように十分な余裕がありました。

ノックスクート_座席

持ち込み手荷物や受託手荷物

ノックスクート利用時の機内への持ち込み手荷物は、サイズが規定された手荷物1個が許容されており、7kgまでです。その他にノートパソコンは3kgまで1台持ち込みが可能です。

7kgかつ手荷物1個のみという規定はLCCではかなり厳しい部類になりますので、難しい場合は受託手荷物の利用を検討しましょう。

受託手荷物もサイズや重量が規定されており、フライト距離や重量によって値段が異なります。空港での当日手配になると割高になりますので、できる限り事前に手配をしておきましょう。

詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト1:ノックスクート 機内持ち込み手荷物
公式サイト2:ノックスクート受託手荷物

ノックスクートの定時運航率・遅延率

2020年1月現在、ノックスクートの定時運航率は公表されていません。

2020年1月のフライトデータを見る限り、関空便は遅延はほとんどありません。成田便については、ドンムアン⇒成田空港が1時間程度の遅延が頻繁に発生しています。

記載したのは、あくまで2020年1月のデータになります。搭乗予定日が近づいてきたらFlightradar24などのウェブサイトを活用して、直近の遅延頻度等を確認するのも有用です。

おすすめサイト:Flightradar24

ノックスクートを実際に利用した感想

ノックスクートはシートピッチが広いボーイング777型機で運行していることもあり、かなり快適に機内で過ごすことができました。

運用機材はいずれも2000年頃に製造されており、シンガポール航空で運用されていたものを再利用しているようですが、騒音や気圧などの不快感はほとんど感じませんでした。

ノックスクートはLCCのイメージを覆すような航空会社です。LCCは座席が狭くて騒音がうるさいというイメージを持っている方は是非利用してみてください。

【併せて読みたい】ベトジェットエア・エアアジアの搭乗記

筆者が利用したことがあるベトジェットエアとエアアジアについても搭乗記を作成しています。

ベトジェットエアやエアアジアを利用される予定がある方は是非ご覧ください。

ベトジェットエアの搭乗記|関空からシェムリアップのLCCフライト
LCCのベトジェットエアを利用して、関空からハノイ経由でシェムリアップに移動した際の搭乗記を作成しました。 この記事を読んでほしい人 LCCでお得に旅行したい人 ベトジェットエアを利用する予定のある人 ベトジェット...
エアアジアの搭乗記|シェムリアップからバンコクのLCCフライト
LCCのエアアジアを利用してシェムリアップからバンコクドンムアンに移動した際の搭乗記を作成しました。 この記事を読んでほしい人 LCCでお得に旅行したい人 エアアジアを利用する予定のある人 エアアジアの口コミを知り...

【併せて読みたい】長時間のフライトを快適に過ごす方法

欧米やオーストラリアへのフライトなど、長時間の飛行機移動は心身とも疲れます。筆者がおすすめする飛行機の中で快適に過ごす方法を記事にまとめています。

長時間フライトの快適な過ごし方|飛行機内の座席や持ち物、暇つぶしなど
長時間のフライトを利用する際、飛行機内で快適に過ごすための座席や持ち物、暇つぶしについてまとめました。 この記事を読んでほしい人 長時間のフライトの暇つぶし方法を知りたい人 10時間以上の長時間フライトを利用する予定の...

コメント

タイトルとURLをコピーしました