ロンシャン競馬場の行き方や入場料、ドレスコード｜凱旋門賞開催の競馬場

世界最高峰の凱旋門賞が開催されるパリの新ロンシャン競馬場の行き方や入場料、ドレスコードについてまとめました。

ロンシャン競馬場は、パリにある世界最高峰のG1レースである凱旋門賞が開催される競馬場として知られています。この競馬場はパリのブローニュの森にあり、世界一美しい競馬場の一つと言われています

フランスの人々は競馬を単なるギャンブルではなく社交の場として捉えており、特にG1レースの際には多くのパリジェンヌがドレスアップしてロンシャン競馬場を訪れます。

本記事では、ロンシャン競馬場へのアクセス方法や入場の手順、ドレスコードなどについて詳しく解説しています。

ロンシャン競馬場の行き方

ロンシャン競馬場には鉄道駅が併設されていませんので、電車＋バスで行くのが一般的です。

ポルトマイヨー駅とポルトドートゥイユ駅を利用する2パターンがありますが、本記事は簡単なポルトマイヨー駅を利用する方法を紹介しています。

パリ中心部からロンシャン競馬場への行き方は以下の4つの手順です。

1. ポルトマイヨー(Porte Maillot)駅へ
   ポルトマイヨー駅はメトロかRERでアクセスできます。パリ中心部から15～20分程度です。
2. La Defense側の出口から244系統のバス停へ
   ポルトマイヨー駅は大きい駅なので出口が多くあります。必ずLa Defense側の出口を利用しましょう。

   ホームに到着したら下の写真のような標識がありますので、bd Andre Maurolsと記載された方向に進みます。

   なお、他サイトでは6番出口と記載されていますが、2018年9月現在は6番出口という表記はありません。

3. 路線バスもしくは無料シャトルバスに乗車
   週末や大きなレースが開催される日はロンシャン競馬場への無料シャトルバスが運行されています。

   平日の場合は路線バスを利用します。ポルトマイヨー駅側のバス停は、シャトルバス・路線バスともに同じバス停になります。

   下の写真がポルトマイヨー駅のバス停です。
   参照：パリ 244系統バス(英語)
   シャトルバスと路線バスの違いとしては、競馬場側の停留所が異なります。 シャトルバスの方がより競馬場の近くの停留所まで行ってくれます。

   可能であればシャトルバスを利用するのが望ましいですが、本数が多くありませんので244系統のバスが来たら乗車することをおすすめします。

   ポルトマイヨー駅からロンシャン競馬場前までのバスの所要時間は10～15分程度です。 244系統の路線バスで行く場合は、途中の「Les Moulins – Camping」で降りましょう。

   競馬場が左手に見えてきたら、次の停留所が「Les Moulins – Camping」です。

4. ロンシャン競馬場に到着
   バスから降りて少し歩けば競馬場に到着します。バス停から競馬場は見えていますので、特に迷うことはありません。

   入場券は正門左側のチケットオフィスで購入できます。

   

ロンシャン競馬場の入場料

ロンシャン競馬場の入場料は開催日によって細かく規定されています。凱旋門賞開催日と通常開催日は入場料は大きく異なりますので、事前に確認してから訪れましょう。

凱旋門賞などの特定レースがない平日＆土曜日は5ユーロ、日曜日＆祝日は8ユーロです。

凱旋門賞開催日は入場エリアによって値段が分けられています。↓は2019年の凱旋門賞の入場料です。(2023年は最低入場金額は20ユーロに値上げされていました)

凱旋門賞開催日のみエリア別料金が適用されているようです。ゴール手前～ゴール板前が65ユーロ、ゴール板を過ぎたエリア(ガーデンエリア)が20ユーロ、内馬場エリアが10ユーロです。

ロンシャン競馬場の入場チケットはネット割引があり、インターネットの事前購入であれば3～5ユーロの割引料金が適用されます。

正門近くになるチケットブースは多くの人が押し寄せるとたちまち大行列になってしまいます。

インターネット購入であれば、行列に並ぶことなく直接入場ゲートに行くことができます。

訪れる日程が決まっている方はインターネット購入をおすすめしたいのですが、チケット購入ページがフランス語ですので、ネット購入のハードルが高いの実情です。。。

公式サイト1：フランスギャロ ロンシャン競馬場 入場料(英語)
公式サイト2：フランスギャロ チケット購入(フランス語) 

ロンシャン競馬場のドレスコード

ヨーロッパの競馬場には、紳士淑女がパーティーを楽しんでいるイメージがあるかもしれませんが、ロンシャン競馬場の一般エリアには特別なドレスコードはありません。

一部の人がスーツを着ていることもありますが、全体の来場者の中では少数でした。Tシャツやカジュアルな服装で競馬を楽しむ人も多い印象でしたが、モラル的に短パンやサンダルは避けた方が良いでしょう。

ムーランドロンシャン賞(G1競走の開催日)に筆者は訪れましたが、カジュアルな服装で競馬を楽しめる雰囲気でした。実際、レジャーシートを敷いてピクニックを楽しむファミリーや、Tシャツにジーンズ姿のおじさんたちも多く見られました。

ただし、有料エリアにはドレスコードが適用されることがあり、スーツなどのフォーマルな服装が必要です。また、凱旋門賞の開催日は特別な日であり、スーツなどのフォーマルな服装での参加が望ましいと思います。

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凱旋門賞開催日には5万人が来場するとのことですので、スタンドの規模や馬券売り場などの数を考えると、すごい混雑になりそうです。

コースや雰囲気も素晴らしく、ヨーロッパ最高峰の競馬に感動しました！G1開催日に訪れましたが、多くのスタッフは忙しそうにしていたこともあり、少しドライな対応でした。

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