競馬好きの人におすすめの本や書籍について、筆者が実際に読んだ感想をもとに紹介します。
- 競馬関係の本を探している人
- 競馬の本や書籍の口コミを知りたい人
競馬好きの人であれば、競馬関係者の話や裏話を知るために、有名な調教師や騎手に関する本を読みたいと思っている人が多いと思います。
この記事では、筆者が読んだ調教師や騎手に関する本について、口コミやおすすめ度を紹介しています。
なお、筆者は競馬関連の本を継続的に読んでおり、順次おすすめの書籍や感想を追加していく予定です。
競馬好きにおすすめしたい馬主・競馬専門家の本まとめ
馬体は語る 治郎丸 敬之
「馬体は語る」は、著者が一口馬主DBで連載された馬体研究の記事を書籍化したものです。
馬体の見方に焦点を当てており、一口馬主で出資馬を選定する際に役立つ情報が主要な内容となっていますが、POGや馬券検討などでも活用できる情報が多く掲載されています。
特に昔からの競馬ファンにおすすめしたい書籍であり、一口馬主に参加する際にも、本書籍に記載されている評価方法を参考にできます。
馬体は語るの基本情報 | |
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本の内容 | 馬体のパーツの解析、1歳馬の馬体診断 |
価格 | 1,925円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★☆☆ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★★ |
一口馬主について興味のある方は、本ブログの以下の記事を是非読んでみてください。



馬体は語る2 治郎丸 敬之
「馬体は語る2」は、前述の「馬体は語る」の続編で馬体研究の記事を書籍化したものです。
「馬体は語る」は馬体の見方に焦点を当てていましたが、本書では母馬(繁殖牝馬)の重要度を馬体重の観点から記載しています。
さらに、各種牡馬別の良い産駒の見分け方や、競馬関係者が語る走る馬の選び方をインタビュー形式で取り上げています。
「馬体は語る」同様、特に昔からの競馬ファンにおすすめしたい書籍でありますが、是非前編の「馬体は語る」を読んだ後に購入することをおすすめします。
馬体は語る2の基本情報 | |
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本の内容 | 繁殖牝馬の影響力、種牡馬別の産駒の見分け方など |
価格 | 2,090円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★☆☆ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★★ |
引退馬保護活動が抱える理想と現実 引退馬の未来に小さな光を 林由真
「引退馬保護活動が抱える理想と現実 引退馬の未来に小さな光を」は、地方競馬の馬主である林由真氏が著書の引退後の競走馬の現状にスポットライトを当てた書籍です。
この書籍には競馬関係者の中ではタブー視されている、引退した競走馬の現状が鮮明に記されています。
引退した競走馬の現実をより詳しく知る覚悟がある人、特に昔からの競馬ファンの方は是非読んでほしい本です。
引退馬保護活動が抱える理想と現実 引退馬の未来に小さな光をの基本情報 | |
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本の内容 | 著者が馬主になった経緯、引退した競走馬の現実など |
価格 | 1,650円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★★☆ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★★ |
生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと 倉橋 燿子
本書は、NPO法人引退馬協会代表の沼田恭子氏にスポットライトを当て、乗馬クラブ創立の苦労や引退馬保護活動、東日本大震災で福島近郊にいた馬の保護の記録などが記されています。
夫を亡くした後、スタッフや子供たちと協力しながら、乗馬クラブの経営や馬の保護活動を進めていく姿が鮮明に描かれており、感動的なストーリーです。
私自身も毎日続きを読むのが楽しみになるほど夢中で読み進めました。すべての馬好きにぜひ読んでほしい一冊です!
生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたことの基本情報 | |
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本の内容 | 乗馬クラブ経営の苦労、東日本大震災発生時における馬の保護活動など |
価格 | 715円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★★★ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★★ |
感動競馬場 本当にあった馬いい話 村上卓史
「感動競馬場 本当にあった馬いい話」は、日本競馬界で実際にあった感動するストーリーをまとめた書籍で、著者の村上卓史氏は放送作家を本業とする馬主です。
多くの人が知るハルウララの逸話から、あまり知られていない競馬関係者の感動話までが収録されています。
昔からの競馬ファンでも知らないような物語も掲載されていますので、すべての競馬ファンにおすすめしたい一冊です。
感動競馬場 本当にあった馬いい話の基本情報 | |
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本の内容 | 日本競馬界で起きた感動ストーリー |
価格 | 814円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★★★ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★☆ |
セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅 片野ゆか
「引退した競走馬はどうなるのか?」という課題に焦点を当てた一冊で、これまで競馬界でタブー視されてきた引退競走馬の現状について、深く掘り下げています。
年間約7,000頭が誕生するサラブレッドのうち、どれほどの馬が天寿を全うできるのか、より多くの馬が幸福な余生を送れる社会を作るために何ができるのかをテーマにした書籍です。
日本中央競馬会(JRA)や競馬関係者の取り組み、少しずつ変わり始めた競馬界の姿、さらにはファンである我々にできることについても書かれており、競馬の未来について考えさせられる内容になっています。
競馬ファン全般におすすめしたい一冊ですが、特に昔から競馬を愛してきた方にとって、心に響く部分が多い本です。
セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅の基本情報 | |
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本の内容 | 引退競走馬の現状や課題、引退競走馬に携わる人の活動など |
価格 | 2,200円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★★☆ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★★ |
そしてフジノオーは「世界」を飛んだ 辻谷 秋人
本書は1959年生まれの競走馬フジノオーが、障害レースの最高峰であるイギリスのグランドナショナルに挑戦するまでのストーリーを描いた一冊です。
現在では日本馬の海外遠征は珍しいことではなくなりましたが、当時は海外遠征の前例もほとんどなく、手探りの状態でヨーロッパに渡り未知の舞台に挑んだ様子が鮮明に綴られています。
とてつもない困難に挑んだこの挑戦は知らない人も多く、特に昔からの競馬ファンの方にぜひ読んでいただきたい内容です。
そしてフジノオーは「世界」を飛んだの基本情報 | |
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本の内容 | フジノオーが1966年にグランドナショナルに挑戦するまでのストーリー |
価格 | 1,540円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★☆☆ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★★ |
【併せて読みたい】競馬好きにおすすめしたい調教師・騎手の本まとめ
競馬好きにおすすめしたい調教師や騎手の本については、別記事で紹介しています。

その他の筆者が読んだ競馬関連の本
バックステージの走者 競走馬を運ぶプロフェッショナルの使命 白川典人
この書籍は、生産地からトレーニングセンターや競馬場までサラブレッドを輸送する馬匹運送に焦点を当てた内容になっています。
著者は北海道・日高で三代にわたって馬匹輸送業を営む経営者であり、馬の輸送がいかに難しいか、通常の運送業とはどのように異なるのかといった点が詳しく記されています。
競馬初心者向けというよりは、昔からの競馬ファン向けの内容で、さらに知識を深めたい方におすすめの一冊です。
バックステージの走者 競走馬を運ぶプロフェッショナルの使命の基本情報 | |
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本の内容 | 馬匹運送の概要、馬匹運送が通常の運送業とは異なる点など |
価格 | 1,760円 |
競馬初心者へのおすすめ度 | ★☆☆ |
昔からの競馬ファンへのおすすめ度 | ★★☆ |
【併せて読みたい】パリロンシャン競馬場への行き方
競馬好きの方に向けて、パリのロンシャン競馬場へのアクセス方法を写真付きで記事にまとめました。迷いやすい箇所もありますので、訪れる前に読んでおくことをおすすめします。

【併せて読みたい】シドニー・メルボルンの競馬場の行き方
競馬好きの方に向けて、オーストラリアの主要競馬場の行き方やドレスコードを記事にまとめました。
オーストラリアの競馬に興味がある方は是非チェックしてみてください!



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