2024年12月時点での香港の物価について記事にまとめました。
- 香港の物価を知りたい人
- 香港旅行を計画している人
香港ドルレートの推移
2024年12月現在、香港ドルのレートは1ドル約20円で推移しています。
香港ドルはアメリカドルと連動しているため、ドル/円の為替レートが香港ドルに直結します。
2000年から2022年ごろまでは、香港ドルは1ドルあたり10~15円程度で推移していましたが、2022年秋以降の急速な円安進行により、現在は約20円にまで上昇しています。
参考URL:香港ドルー日本円レート
香港の物価
実際に筆者が2024年12月に香港を訪れた際の物価を紹介します。
有名レストラン
筆者はミシュランのビブグルマンに掲載されている中華レストランを訪れました。
提供されたワンタンメンは1人前2,500円、野菜炒めが2,000円と、日本の同等クラスの中華料理と比べてかなり割高に感じました。
街中のレストラン
街中にある、観光客と現地在住者の両方が利用するようなレストランについては、有名レストランほど高額ではないものの、日本と比較するとやや割高な印象を受けました。
レストランによって価格帯にばらつきがありますが、平均的な価格帯は以下の通りです。成人男性がお腹一杯食べる場合、1人3,000円以上は最低でも必要です。
- ワンタンメン1人前:1,500円
- 小籠包4個:1,000円
- 胡麻団子4個:1,200円
有名ベーカリー
香港には美味しいパン屋が数多くあり、有名店には連日行列ができるほどの人気ぶりです。
日本のパン屋では、近年の物価高を踏まえてもパン1個200~300円程度が一般的ですが、香港ではその2倍以上になるイメージを持っておいた方がよさそうです。
たとえば、一般的なベーカリーではパン1個あたり400~500円、高級ベーカリーになると1個あたり1,000円を超えることも珍しくありません。
露店
どの国でも当てはまることですが、露店は一般的にレストランと比べて安価で食事を楽しむことができます。
ただ、香港の物価が上昇しているため、過去に比べて露店の価格も大きく上昇しています。
たとえば、定番のお菓子である鶏蛋仔(ガイダンジャイ)の場合、筆者が以前訪れた2016年当時は12香港ドルでしたが、現在は20香港ドルまで値上がりしています。
さらに、円安の影響も加わり、日本人の感覚では物価が実質的に2倍になったように感じてしまいます。
電車・バスなどの公共交通機関
香港の公共交通機関の料金は比較的安価で利用しやすいのが特徴です。筆者はフェリーやトラムを含めて、4日間で15回以上利用しましたが、大人1人あたりの総額は約2,000円程度でした。
香港では近年のレストランやその他の物価高に比べ、公共交通機関の料金は大きく変動していないように感じます。
2016年に訪れた際との物価の比較
香港の物価は2016年と比較して大きく上昇しています。
筆者が2016年に訪れた際は日本よりも物価が少し安い印象でしたが、現在では日本をはるかに上回る物価水準となっています。
前述の通り、ワンタンメン1人前が1500円、パン1個が1000円など、物価の高さには驚きました。
このような状況を考えると、物価が比較的安定している日本が外国人観光客にとって魅力的な旅行先となっているのも納得できます。
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