社台ファーム・ノーザンファーム系の一口馬主で、出資した牝馬の仔が同じクラブで募集される基準や目安をまとめました。
- 社台・ノーザンF系の一口馬主で牝馬に出資している人
- 社台・ノーザンF系の一口馬主で、自分が出資した牝馬の仔が同クラブで募集されるか知りたい人
手ごろな金額で馬主気分を味わうことができる一口馬主。より深く競馬を楽しみたい人に人気になっています。
一口馬主の醍醐味の1つとして、自分が出資した牝馬の産駒(仔馬)にも出資できることが挙げられます。
しかし、全てのクラブ所属牝馬が繁殖牝馬になれるわけではなく、繁殖牝馬になれたとしても繋養牧場によっては子供に出資することができないこともあります。
本記事では、キャロットクラブやシルクホースレースなどの社台・ノーザンF系の一口馬主の方に向けて、出資馬の仔が再度同じ一口馬主クラブで募集される基準について詳しく紹介しています。
社台・ノーザンF系の一口馬主の牝馬が引退後に繁殖牝馬になれる確率や繋養牧場
社台・ノーザンF系の一口馬主クラブの牝馬について、引退後すぐに繁殖牝馬になれる確率や繋養牧場を紹介します。
引退するときに1勝クラス以下であれば地方競馬転籍が有力
自分の出資馬が1勝クラス以下で引退を迎えた場合、多くがサラブレッドオークション等で他の馬主に所有権が移り、地方競馬に転籍します。
その場合は、地方競馬での引退後に社台・ノーザンF以外の牧場で繋養されることが多くなり、出資馬の仔が一口馬主クラブで募集される確率はかなり低くなってしまうのが現実です。
ただ、良血馬は例外で、故障等によって1勝クラス以下で引退した場合でも繁殖牝馬になる確率は高くなりますが、かなり珍しい部類です。
2勝クラスなら繁殖牝馬になる可能性大だが、繋養牧場は社台・ノーザンF系以外が多い
社台・ノーザンF系の一口馬主クラブの場合、中央競馬で2勝クラスまで到達して引退した場合、繁殖牝馬になれる可能性はかなり高いです。
ただ、2勝クラスの場合は社台・ノーザンF系の牧場で繋養されるかは正直微妙なところです。
2勝クラスの場合は、社台・ノーザンF系以外の牧場で繁殖牝馬になる可能性も高く、その場合は仔馬が同じ一口馬主クラブで募集される可能性は非常に低くなります。
3勝クラス以上が社台・ノーザンF系の繁殖牝馬になれる基準
結局のところ、社台・ノーザンF系で繁殖牝馬になるためには3勝クラスの到達が1つの基準になります。良血馬でも2勝クラスでは他の牧場で繋養されることも十分ありえます。
そのため、社台・ノーザンF系の一口馬主クラブの牝馬が3勝クラスに到達した場合、引退後に仔馬が同じ一口馬主クラブで募集される可能性は高いと考えてよいでしょう。
高額募集の良血馬やクラブに縁のある血統は繁殖牝馬になりやすい
3勝クラスへの到達が、繁殖牝馬として仔馬が同じ一口馬主クラブで募集される基準と紹介しましたが、高額募集の良血馬やクラブに縁のある血統の場合は少し異なります。
良血馬の場合は、募集時の評価額に繁殖としての価値を考慮された金額になっていることも多く、成績不振に陥った場合は、レース出走を重ねるのではなく早めに繁殖入りすることも十分ありえます。
良血馬やクラブに縁のある血統の場合、未勝利で着外を連続するようなことでもない限り、繁殖牝馬として社台・ノーザンF系の牧場で繋養される可能性が高いと言えるでしょう。
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