グラーツのおすすめ観光スポット4選&観光所要時間|行き方も解説

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グラーツ_展望台

オーストリア第二の都市であるグラーツのおすすめ観光スポット4選とモデルコースをまとめました。

この記事を読んでほしい人
  • グラーツを個人旅行で訪れる人
  • グラーツを1日で効率よく観光したい人

グラーツは人口約25万人のオーストリア第二の都市です。中世後期からハプスブルク家の支配下に置かれ、グラーツは街として大きく発展しました。

グラーツは多くの観光スポットが世界遺産にも登録されている旧市街地区に集約されており、オーストリアの中でも観光しやすい街のひとつになっています。

特に旧市街を一望できるシュロスベルクの丘は、グラーツで一番の絶景になっていますので、グラーツを訪れる方は是非行ってみましょう。

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グラーツのおすすめ観光スポット4選

  1. 旧市街のハウプト広場&ヘレンガッセ
  2. 時計塔&シュロスベルクの丘
  3. グラーツ大聖堂
  4. エッゲンベルク城

旧市街のハウプト広場&ヘレンガッセ

グラーツ_市街地

グラーツ旧市街の中心部に位置するのがハウプト広場で、象徴のヨハン大公の像が広場中央にあります。

グラーツ観光の中心にもなっており、旧市街を観光する際の起点になっています。広場の中には軽食や飲み物を販売する屋台もあり、多くの人で賑わっていました。

ハウプト広場へはトラムで行くのが一般的です。徒歩で行くこともできますが、グラーツ中央駅から20分以上必要です。

グラーツ中央駅からであれば、No.1/3/6/7系統のトラムで4駅です。
トラム路線図:グラーツ路線図(ページ内からPDFをDL)

ハウプト広場は19世紀に建築された市庁舎にも面しており、夜にはライトアップも行われています。

また、ハウプト広場から南東に伸びる大通りが、ヘレンガッセと呼ばれるグラーツ最大の繁華街です。

ヘレンガッセ沿いには中世の建築物が並んでおり、散歩するだけでも中世ヨーロッパの気分を味わうことができます。

ハウプト広場&ヘレンガッセの基本情報
アクセス トラムHauptplatz駅から徒歩1分
開放時間 24時間
入場料 無料
定休日 ヘレンガッセの店舗はそれぞれで定休日あり

時計塔&シュロスベルクの丘

グラーツ_展望台2

グラーツの時計塔は旧市街を見下ろす高台に設置されており、展望台にもなっています。建てられたのは13世紀と言われており、約800年もの間、グラーツのシンボルとして人々に愛されてきました。

グラーツで一番有名な観光スポットでもあり、多くの観光客が連日訪れています。

時計台へは、徒歩・エレベーター・ケーブルカーの3種類でアクセスすることができます。徒歩は無料、エレベーターは1.6ユーロ、ケーブルカーは2.4ユーロです。

徒歩で行く場合、下の写真のように階段を10~15分ほど登ることになります。かなり体力を使いますので、体力に自信のない方は登りはエレベーターかケーブルカーを利用しましょう。

グラーツ_展望台3

頂上まで登ると下の写真のような時計塔があります。時計塔の高さは28m、4面すべてに時計盤があります。

時計塔付近から見る旧市街は本当に美しいので、グラーツを訪れる方は必見です。特に夕暮れ時は、夕日と赤レンガがマッチして絶景でした。

グラーツ_展望台4

時計塔&シュロスベルクの丘の基本情報
アクセス トラムSchlossbergplatz駅から徒歩1分で入口
開放時間 24時間(夜間はおすすめしません)
入場料 無料
運賃(エレベーター) 片道1.6ユーロ(運行時間は公式サイトを要確認)
運賃(ケーブルカー) 片道2.4ユーロ(運行時間は公式サイトを要確認)
定休日 なし
公式サイト グラーツ観光サイト(英語)

グラーツ大聖堂

グラーツ大聖堂は、神聖ローマ帝国皇帝のフリードリヒ三世により15世紀に建設されたゴシック様式の大聖堂です。

外観は豪華な造りにはなっていませんが、内観はイエズス会によって17世紀から18世紀に美しく改装されています。

大聖堂の中に入ると、5000本以上のパイプを使用したオルガンや聖堂内の装飾に圧倒されます。旧市街の中心部にあり、ハウプト広場からは徒歩で約3分です。

グラーツ大聖堂自体は高い建物ではなく、付近は少し入り組んでいますので道に迷いやすいです。
GPSや地図を見ながら行くことをおすすめします。

2020年2月現在、観光サイトは2019年11月まで閉鎖中の表記のままになっています。ただ、公式サイトでは開放時間が記載されていますので、おそらく内観の観光も可能になっていると思います。

グラーツ大聖堂の基本情報
アクセス トラムHauptplatz駅から徒歩7分
開館時間 不明(2020年2月時点)
入場料 無料
定休日 なし
公式サイト グラーツ大聖堂(英語)

エッゲンベルク城

エッゲンベルク城は世界遺産にも登録されている1625年に建築されたグラーツを代表する城で、ハプスブルク家の政治家であるヨハン・ウルリヒ・エッゲンベルク公によって建てられました。

城にある4つの塔は四季を象徴し、12の門が12ヶ月、365の窓が1年の日数を表現しているそうです。

城の中にある「宮殿の大広間」や「惑星の間」は、中世の時代のままの状態で残されており、美しい絵画や装飾品が飾られています。

また、2006年にエッゲンベルク城から日本の大阪城とその城下を描いた屏風が発見されたことにより、2009年に大阪城とエッゲンベルク城は友好城郭提携を締結し、定期的に文化交流を行っています。

エッゲンベルク城へのアクセスはトラムで行くのがおすすめです。トラムの「Schloss Eggenberg」駅で下車すれば目の前にエッゲンベルク城の庭園が見えてきます。

トラム路線図:グラーツ路線図(ページ内からPDFをDL)

徒歩で行く場合、グラーツ中央駅からでも30分はかかりますので、トラムの利用をおすすめします。

なお、トラムの料金は1時間チケットが2.5ユーロ、24時間チケットが5.5ユーロです。1日に3回以上トラムに乗車するのであれば24時間チケットの方がお得です。

エッゲンベルク城の基本情報
アクセス トラムSchloss Eggenberg駅から徒歩5分
開館日 4月1日から10月末まで
開館時間 10時~17時
入場料 15ユーロ、庭園は別途2ユーロ
定休日 月曜日
公式サイト1 オーストリア公式観光局
公式サイト2 エッゲンベルク城公式(英語)

グラーツ観光の所要時間

グラーツ観光の所要時間はエッゲンベルク城に行く場合は1日、旧市街のみの場合は半日程度です。ウィーンやリンツからの日帰り観光も十分可能です。

ただ、エッゲンベルク城に行く方は開館時間が10時~17時と限られていますので、エッゲンベルク城での滞在時間を考えてスケジュールを組む必要があります。

エッゲンベルク城以外の観光スポットは旧市街地区に集まっています
ので、まとめて効率よく観光しましょう。

また、グラーツはオーストリア第二の都市ですので、レストランやスーパーは街中に点在しています。

疲れたらカフェで一休みもできますし、お土産屋さんも充実していますので観光しやすい街になっています。

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