ビジネス会計検定2級の難易度や勉強時間、コツ|独学でも合格できる!

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ビジネス会計検定2級の難易度や勉強時間、合格するためのコツについてまとめました。

この記事を読んでほしい人
  • ビジネス会計検定2級の難易度や勉強時間を知りたい人
  • ビジネス会計検定2級の独学での合格のコツを知りたい人

ビジネス会計検定とは、現代のサラリーマンに必要なビジネスの会計知識に関する資格試験です。

簿記検定と比べて、より実践的なビジネス知識を問われることもあって、徐々に人気が出てきています。

本記事では、実際にビジネス会計検定2級に合格した筆者の経験に基づいて、難易度や勉強時間を詳しくまとめています。

公式サイト:ビジネス会計検定試験

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ビジネス会計検定2級の概要

ビジネス会計検定2級は以下の3項目が出題範囲になっており、試験時間は2時間で、合計50問出題されます。合格基準は正答率70%以上です。

  1. 財務諸表の構造や読み方
  2. 財務諸表を取り巻く諸法令に関する知識
  3. 財務諸表の応用的な分析
ビジネス会計検定2級の詳細情報
資格の概要 財務諸表に関する知識や分析力、財務諸表が表す数値を理解できているかを問われる。
試験時間 2時間
問題数 50問
年間の試験回数 2回/年
合格基準 正答率70%以上
試験の持ち物 受験票、鉛筆もしくはシャープペン、消しゴム、電卓、身分証明書
(詳細は受験票に記載)
公式サイト ビジネス会計検定試験

ビジネス会計検定2級の難易度や勉強時間

ビジネス会計検定2級を受験するにあたり、筆者は日商簿記は保有しておらず試験も受けたことはありませんでした。

ただ、株式投資などを経験していたこともあり、決算書の読み方などの予備知識が身に付く書籍を複数冊読んでいたため、決算書の内容をある程度は理解できる知識を持っていました。

そのため、全く知識がない状態から試験勉強をスタートしたわけではなく、ある程度の知識を持った状態で試験勉強を開始しており、以降に記載する難易度や勉強時間は個人によって異なりますのでご注意ください。

試験の難易度

ビジネス会計検定2級の難易度としては、前半の「財務諸表の構造や読み方」「財務諸表を取り巻く諸法令に関する知識」の部分の難易度が高いと感じました。

テキストや参考書のどこに記載されていたか分からないような問題も多く出題されていました。出題された15問の中で、自信を持って正解だと確信できたのは正直10問もありませんでした。

ただ、後半の「財務諸表の応用的な分析」の約35問については、テキストや参考書を読み込んで財務諸表分析の知識がある程度あれば、難易度はそこまで高くないと思います。

個人的に一番苦労したのが試験時間が足りないこと
で、自分の場合は全問題の回答が終わったのが試験終了の20分前だったので、見直しの時間がほとんどありませんでした。実際、ほとんどの人が途中退出せず、最後まで試験を受けていました。

「財務諸表の構造や読み方」「財務諸表を取り巻く諸法令に関する知識」はそこまで時間はかかりませんでしたが、「財務諸表の応用的な分析」は1問ごとに財務諸表内の数値を計算する必要があるため、想定以上に時間がかかってしまいました。

ビジネス会計検定2級を受験される方は、前半部分を出来るだけ早く終わらせて、早い段階で後半の「財務諸表の応用的な分析」のパートに入れるように時間配分に注意しましょう。

合格までの勉強時間(筆者の場合)

筆者の場合、決算書を読める程度の予備知識があったので、基礎的な部分は理解できていました。

しかし、「財務諸表を取り巻く諸法令に関する知識」や、限界利益や運転資本などの「財務諸表の応用的な分析」における難易度の高い箇所については知識は全くありませんでした。

筆者の場合、ビジネス会計検定2級の合計勉強時間は約35時間でした。法令関係や財務諸表の単語の理解や暗記に25時間、財務諸表分析の計算演習に10時間というイメージです。

ビジネス会計検定2級を受験する際におすすめのテキストや参考書

アマゾンや楽天で「ビジネス会計検定2級 テキスト」と検索すると、主に以下の3種類が販売されています。

試験会場で見る限り、大阪商工会議所のテキストを持って勉強している人が5割、過去問が3割、日本能率協会のテキストが2割程度でした。

自分は日本能率協会のテキストを購入して勉強しており、試験問題の多くもテキストの中から出題されていた印象です。

試験問題はテキストや参考書内の細かい部分からも出題されていたので、過去問のみでの勉強では試験問題をすべて網羅できていないように感じました。

そのため、テキストや参考書を購入してしっかりと勉強し、時間があれば過去問題集を勉強するのが良いと思います。

また、公式サイトには1回分の模擬試験が無料で掲載されていますので、それを利用するのもおすすめです。

模擬試験掲載サイト:ビジネス会計検定試験 過去問題

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