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スイスハーフフェアカードの買い方と使い方|値段的にも購入すべき!

公開日:2017.09.12/更新日:2019.08.15
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スイスの電車

スイスの鉄道利用者におすすめするスイスハーフフェアカードの購入方法や使い方、お得度をまとめました。



スイスの鉄道&運賃

スイスはヨーロッパの中でも鉄道が非常に発達しており、多くの旅行者が鉄道を利用します。
国土は九州と同程度ですが、国内のほとんどの街に線路が張り巡らされており、路線密度は世界一だそうです。

鉄道料金は日本と比べて高額に設定されており、数日間の旅行でも移動費だけで1万円以上も使うことになります。
スイスの代表的な都市間のな運賃は以下になります。(すべて片道の料金)


  1. グレイシャーエクスプレス(サンモリッツ⇒ツェルマット、所要時間8時間)
  2. 1等車:302フラン、2等車:186フラン


  3. チューリッヒ空港⇒ジュネーブ(所要時間3時間)
  4. 1等車:163フラン、2等車:93フラン


  5. チューリッヒ空港⇒ベルン(所要時間70分)
  6. 1等車:98フラン、2等車:56フラン


  7. ベルン⇒ツェルマット(所要時間2時間)
  8. 1等車:160フラン、2等車:91フラン


チューリッヒ空港からベルンの1時間の移動でも約6,000円、チューリッヒからジュネーブまでの移動では約10,000円も必要です。(1スイスフラン:110円で換算)
日本人の感覚では常に新幹線を使って移動しているようなもので、定価で購入するのはお財布的にもしんどく感じてしまいます。

スイス観光局もただ高い運賃を提供しているだけではありません。多くの運賃の割引システムも充実しています。

スイス観光で一番人気なのがスイストラベルパスで、山岳列車を除くスイス国内のすべての鉄道が乗り放題になるチケットです。
スイストラベルパスは期間設定のパスになっており、3日間/4日間/8日間/15日間から選択することになります。

ただ、スイストラベルパスは毎日移動する方にはかなりお得なチケットにはなりますが、一都市に留まって観光することが多い方には不利になります。
また、スイストラベルパスは山岳交通には適用されず半額割引になります。

そこでおすすめしたいのが、本記事で取り上げているスイスハーフフェアカードです。
スイスハーフフェアカードは1ヶ月間スイスのほとんどすべての鉄道運賃が半額になるチケットです。

スイスハーフフェアカードの詳細や購入場所、使い方については記事下部をご覧ください。
公式サイト1:ユーレイル(スイストラベルパス)
公式サイト2:スイスハーフフェアカード(スイス観光局)



スイスハーフフェアカードについて

スイスハーフフェアカードは、スイス国内の主要な鉄道・バス・湖船など主要都市90カ所の市内交通を半額で利用できるパスです。

値段は120フランで、有効期間は使用開始日から1ヵ月です。
スイストラベルパス(ユーレイルパス)の適用路線の他にも、山岳鉄道やゴンドラなどのほとんどが50%割引となります。


スイスハーフフェアカードの基本情報
概要スイス国内の鉄道運賃が半額(一部の観光列車は対象外)
予約方法インターネットもしくは現地購入
有効期間使用開始から1ヶ月間
料金120フラン
公式サイトスイス政府観光局 ハーフフェアカードページ(英語)
おすすめ購入サイト★ベルトラ★スイスハーフフェアカード予約ページ


スイスハーフフェアカードの購入方法

スイスハーフフェアカードはインターネットと現地購入のどちらでも可能です。

現地購入の場合は到着した空港の鉄道駅で購入することになりますが、駅の窓口は非常に混雑しています。

ハーフフェアカードの利用期間は1ヶ月ありますので、旅程が大まかに分かっている場合はインターネットでの購入をおすすめします。

インターネットでの購入の場合、おすすめサイトはVELTRAで他のウェブサイトと比べても比較的安く購入できます。
実際にスイスに行くときに自分も利用しましたが、購入も簡単で手続きもスムーズに行えました。

VELTRA公式サイト:★ベルトラ★スイスハーフフェアカード予約ページ


↑のリンクの予約ページから日時を指定して購入すればOKです。スイスハーフフェアカードは指定日から1ヶ月有効ですので、1ヶ月以内に再度スイスを訪れる方はハーフフェアカードの追加購入は不要です。

購入完了後、確認メールがベルトラから送られてきます。メールには下の画像のようなバウチャーがPDFで添付されていますので、バウチャーの内容を必ず確認して、旅行時に印刷して持っていきましょう。


ハーフフェアカード


スイスハーフフェアカードの使用方法

スイスハーフフェアカードの使用方法はとても簡単で、切符を買うときに自動券売機でハーフフェアカード対応運賃を購入するだけです。

他サイトでは「スイスに着いて初めて電車に乗る際にハーフフェアカードをアクティベートしないといけない」・・・というようなことが記載されていますが、スイスハーフフェアカードのアクティベートを行う必要はありません

有人窓口で切符を購入する場合は、印刷したハーフフェアカードをスタッフに提示するだけで半額運賃で購入できます。

自動券売機であれば、切符購入を進めていくと通常料金と半額料金を選ぶ画面が表示されますので、「half fare card」を選択すればOKです。


自動券売機

スイスの鉄道では乗務員が頻繁にチケット確認に回ってきます。チケット検閲の際は「ハーフフェアカードのコピー」と「購入した半額チケット」を提示すればOKです。

実際にチケット確認をされた際、乗務員はハーフフェアカードのQRコードを専用端末で読み込んで、使用期間内であることを確認していました。



スイスハーフフェアカードの損益分岐点

スイスハーフフェアカードの損益分岐点を計算してみます。比較パターンは「ハーフフェアカードVS正規運賃」と「ハーフフェアカードVSスイストラベルパス」の2種類です。



スイスハーフフェアカード VS 正規運賃

スイスハーフフェアカードは120フランを払えば、ほとんどの鉄道運賃が半額という割引チケットですので、ハーフフェアカード無しとの比較は簡単です。

前述の代表的な鉄道料金で、チューリッヒ空港とベルンの往復運賃が2等車で112フランです。
1ヶ月間でそれよりも長い距離を利用する場合は、ハーフフェアカードを購入する方がお得ということになります。

スイス旅行では各都市を周遊する方が多い思いますので、スイスハーフフェアカードを購入することでお得になる人がほとんどでしょう。

ユングフラウを観光する方におすすめのユングフラウトラベルパスや、マッターホルン観光でおすすめのツェルマットピークパスについても30%割引で購入できます。

スイスを周遊観光する方は絶対にスイスハーフフェアカードを購入した方がお得に観光できることはまず間違いありません。



スイスハーフフェアカード VS 正規運賃

スイスハーフフェアカードとスイストラベルパスとの比較は難しく、ご自身の旅程によってお得度は大きく異なります。

例えば、現実的ではありませんが、チューリッヒ⇒ユングフラウ⇒ツェルマット⇒ジュネーブを4日間で巡る場合など、毎日スイス国内を移動する場合はスイストラベルパスがお得になります。

一般的なチューリッヒ⇒ユングフラウ⇒ツェルマット⇒チューリッヒを8日間で巡る場合、正規料金であれば合計約280フランです。
スイストラベルパス8日間の料金は418フラン、ハーフフェアカード+半額運賃であれば260フランです。

一般的なプランの場合は、スイストラベルパスを買う方が正規料金よりも損をするという結果になりました。

ハーフフェアカードと正規料金もほとんど変わらないのですが、山岳パスが割引料金で購入できますので、その分を考慮すると80フラン程度はお得になります。

なお、山岳エリアのパスについては、割引率はハーフフェアカードとスイストラベルパスは同じです。

ハーフフェアカード購入ページ:★ベルトラ★スイスハーフフェアカード予約ページ



スイスハーフフェアカード利用における注意点

スイスハーフフェアカードはスイス国内のほとんどの鉄道運賃が半額になりますが、一部半額にならない区間が存在します。

例えば、グレイシャーエクスプレスなどの座席指定が必要な特急列車を利用する場合は、指定席料金は半額になりません。
乗車券のみが半額になりますので、割引率は運賃の30%~40%程度になりますので少しお得度が薄れます。

また、あらかじめ旅程が決まっている場合、事前にインターネットで切符を買っておく方が当日にハーフフェアカードを使用して購入するよりも安くなる場合もあります。

ただ、事前購入によって安くなるのはマイナーケースです。利用するすべての路線がハーフフェアカードよりも安くなることはまずありません。

そのため、ほとんどの方がスイスハーフフェアカードを購入した方がお得になると思います。


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